新生活が始まる春は、暮らしに新しい彩りを添えたくなる季節です。節目の行事や贈りものが重なる時期でもあり、花を選ぶ時間が暮らしのなかで自然と生まれます。そんな花選びの際に、育て方や飾ったあとのことにまで意識を向けるヒントになる発表が、フラワーギフトを手がける日比谷花壇から行われました。
2月25日に発表されたのは、「宙炭(そらたん)」という高機能バイオ炭を活用して育てたユリの期間限定販売。さらに3月27日には、環境配慮型の商品ラインナップ「well-blooming HIBIYA-KADAN」の立ち上げ、および、第一弾の自立型ボックスブーケ「PAPIER vase(パピエベース)」のオンライン限定販売開始が発表されました。
土から考える、宙炭で育てたユリ
まずは、高機能バイオ炭「宙炭」を使って育てたユリについてご紹介します。日比谷花壇は、未利用バイオマスを炭にして土に混ぜ、炭素を土の中に閉じ込める考え方を栽培に取り入れたとしています。栃木県の生産者、エフ・エフ・ヒライデの協力のもとで進められ、化学肥料の使用量を抑えられる点や、土づくりにもつながる資材として活用している点が特徴です。

高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」
数値の目安として、宙炭とバイオ炭の施用量は計2,080L、栽培規模は約18,000球、CO2削減量は約208kgとしています。ユリは3月2日から15日まで、関東の一部店舗で数量限定で販売されました。花の美しさに加えて、育て方の背景にも目を向けたくなります。

環境負荷の低減をめざして育てられたユリのつぼみ
花瓶不要の紙パッケージ「PAPIER vase」
続いては、環境配慮型ライン「well-blooming HIBIYA-KADAN」の第一弾として登場した「PAPIER vase」です。花瓶を用意しなくても飾れる自立型のボックスブーケで、紙素材を生かしたパッケージの風合いが目を引きます。届いたらそのまま置ける気軽さも魅力です。

紙素材を生かした自立型ボックスブーケ「PAPIER vase」
PAPIER vaseは、吸水性スポンジやプラスチック製花器を使わず、紙素材で仕上げられているのが特徴です。重さは従来のアレンジメント約3kgに対して約800gまで軽くなり、持ち運びや飾る場所の移動がしやすい設計です。昼はリビング、夜は寝室など、気分に合わせて動かしやすいのも嬉しいところです。
花が役目を終えたあとは、資材を細かく分けずに整理しやすいよう設計されています。家庭ごみの区分は自治体ごとに異なるため、地域のルールを確認しておくと安心です。
環境に寄り添った贈り物「well-blooming HIBIYA-KADAN」特集(日比谷花壇オンラインショップ)
花の選び方が広がるヒント
花は色合いや香り、価格で選ばれることが多いもの。日比谷花壇の取り組みは、花がお店に運ばれてくるまでにどのように育てられたのか、飾ったあとに気持ちよく片付けられるかという視点も、花選びの際の視点として加えられることを教えてくれます。背景を知ることで、花のある時間がより豊かに感じられそうです。
※画像引用元:日比谷花壇プレスリリース
【プレスリリース】高機能バイオ炭「宙炭」を導入して育てたユリを、栃木県 エフ・エフ・ヒライデより初出荷。日比谷花壇×TOWING、サステナブルな花き生産を実現。|お知らせ|株式会社日比谷花壇
【プレスリリース】環境配慮型商品ラインナップ「well-blooming HIBIYA-KADAN(ウェルブルーミングヒビヤカダン)」をローンチ。第一弾として、花瓶不要・100%紙製パッケージの自立型ボックスブーケ 「PAPIER vase(パピエベース)」をオンライン限定で販売開始しました。|お知らせ|株式会社日比谷花壇
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