「ユニクロ」で、10月3日から“地球をより良くする活動に貢献する”キャンペーン「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」の第2弾がスタートした。同キャンペーンは、ユニクロがこれまで行ってきた環境に配慮したサステナビリティ活動に、顧客にも買い物を通して参加してもらうという企画。第1弾は今年7月1日、海洋ごみ問題をテーマに、ユニクロ店舗とオンラインストアで情報発信や、海洋ごみ削減に取り組む公益社団法人日本財団への寄付などを実施した。
第2弾は今月31日まで、国内店舗とオンラインストア、海外の一部店舗でも行う。初日の3日から、ユニクロのグローバルサステナビリティアンバサダーを務める「ドラえもん サステナモード」をデザインした、ファーリーフリースフルジップジャケット(メンズ、キッズ)を販売している。ジャケットの身生地には、回収PETボトルを再生したリサイクルポリエステルを100%使用。500ml PETボトル1本あたり25gとした場合、メンズ500mlボトル約19本分相当、キッズで約10本分相当のリサイクルポリエステルを使用する試算だ。
ユニセックスで着やすいワンポイントデザインで、大人と子どもとでおそろいのコーディネートも楽しめる。価格はメンズ(サイズXS~4XL)2,990円、キッズ(100~160)1,990円。
期間中、ユニクロ原宿店では、ドラえもん サステナモードのオリジナルグッズのプレゼントを実施する。店舗入り口に設置されたペットボトル回収ボックスにペットボトルを入れると、コインが出てくる。このコイン1枚につき1セット、オリジナルビッグステッカーをプレゼントする。また、環境問題を学べるJOIN:THE POWER OF CLOTHINGの特設ウェブサイトを自分のスマートフォンでシェアした画面をスタッフに提示すると、マスクシールがもらえる。いずれも一人1回限り、なくなり次第終了。
日本財団への寄付も継続する。同ジャケットをはじめ、リサイクルポリエステル素材を100%身生地に使用したフリース商品を購入すると、商品1枚あたり1USドルが寄付される。
特設ウェブサイトには新しいコンテンツを加えた。海洋ごみの問題をより深く掘り下げるほか、プラスチックごみを減らすための取り組みなどを順次公開する。
ユニクロ、ZARA、H&Mといったブランドは、ファストファッションの「大量生産・大量廃棄」型のビジネスモデルからの転換を進めており、サステナブルファッションの指針を示す存在になりつつある。キャンペーン期間中に店舗やサイトを訪れ、最新の取り組みをチェックしてみてはいかがだろう。
【参照ページ】「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」特設ウェブサイト
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河端 麻紀
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