100％植物性かつ低糖質で、自然素材にこだわった「プレミアムヴィーガン アイスクリーム Purple Spoon」が誕生した。乳製品・卵不使用のアイスクリームで、ヴィーガンの方でも安心して口にできる一品となっている。
商品名にもなっている“Purple”は、紫玉ねぎやビーツ、紫にんじんなど、栄養価が高い紫色の野菜の象徴。“Spoon”には、食の多様性を認め、みんな一緒に同じ食卓を囲める社会へ、という思いが込められている。
一年半の歳月をかけ、さまざまな人の想いが交錯してできあがったPurple Spoonは、指定添加物や人工甘味料、砂糖不使用であるにも関わらず、アイスクリームらしい濃厚さと満足感にあふれたもの。たんぱく質や食物繊維が豊富であり、動物性食品を避けている方にはもちろん、血糖値が気になる方やダイエット中の方にもおすすめだ。
開発担当者であるPurple Spoonの田中江里華さんは、低糖質食生活を実践しているなか、おいしさと機能面を両立した商品の開発を目指して、ヴィーガンアイスの開発を考えたと語る。また、もう一人の担当者である廣瀬七菜さんは、美食の国である割に食の多様性がさほど進んでいない日本の現状を変えたいという思いから、今回のアイスクリームを思いついたのだと言う。普遍的な人気があり、どのような材料を使用していても見た目が同じで、偏見なく食べられる点からアイスクリームが選ばれた。
フレーバーはきなこ、カカオ、抹茶、黒ごま、あずきの5種類。インドネシアの契約農家から直接調達した最高品質のカカオや、流通量の少ない北海道産の有機栽培大豆で作られたきなこを使用するなど、こだわりの原材料を使用している。素材選びから生産までを請負うのは、宮城県の蔵王山麓にある提携ジェラート工房。産業廃棄物の再利用や資源の地域循環など、環境に配慮した生産者だ。
クラウドファンディングでこのプロジェクトの支援者を募ったところ、開始後わずか4時間で目標の100万円を達成。現在CAMPFIREで開催しているプロジェクトでは新しいゴールを設定し、引き続き支援を呼び掛けている。集まった資金を元に、最初はオンライン販売から始め、ゆくゆくはPurple Spoonの店舗のオープンを目指していく。
一人のヴィーガンの人の「生きづらい」という声から生まれたPurple Spoonのアイスクリーム。「おいしい」「健康的」「環境にやさしい」の三拍子がそろったアイスを食べながら、すべての人が一緒に食を楽しめる幸せについて考えてみてはいかがだろうか。食の多様性のある世界は、きっとそんな人々の小さな気づきから作り上げられていくに違いない。
【ウェブページ】プレミアムヴィーガンアイスクリーム Purple Spoon|CAMPFIRE
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