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“暮らしの学び”を体験できる！琵琶湖の恵みを感じる「湖（うみ）のスコーレ」が長浜市に誕生

湖のスコーレ

日本最大の湖として知られる滋賀県の「琵琶湖」。生き物のすみかであり、子どもたちの遊び場でもある琵琶湖は、その豊かな水源から米や野菜が育ち、さらには味噌や酒などの発酵食品が作られてきた。

施設内

そんな豊かな自然から生まれる、風味豊かな原料をつかった発酵食品の製造・醸造体験を行える施設「湖（うみ）のスコーレ」が、12月23日に滋賀県長浜市にグランドオープンする。ギリシャ語で「学校」の意味を持つスコーレには、その名の通りこの土地に根付く暮らしの知恵を学べる場所。代表的な施設は以下の通りだ。

施設紹介（一部）

醸造室

ハッピーさん

醸造家のハッピー太郎さんが麹室で手作りした完熟糀を使って、味噌や甘酒などのどぶろく醸造を行う醸造室。ハッピー太郎さんに“マイ味噌”の製造・熟成方法などを聞きながら、発酵を学ぶ体験ワークショップを楽しめる。

チーズ製造室

チーズの醸造
自社で飼育している牛から搾乳した新鮮な生乳を使って、チーズを加工するチーズ製造室。喫茶室で提供するハンバーガーや、チーズケーキなどのメニューにも使われているチーズは、食べ方や素材との相性を学んでから購入し、持ち帰ることができる。

喫茶室

チーズや味噌、どぶろくなどを中心に、滋賀県内の食材を使ったメニューを展開する喫茶室。施設内で作ったチーズや郷土料理の鮒鮨、滋賀県の特産品である近江牛などを使ったスペシャルハンバーガーは、一度は食べてみたい絶品グルメだ。
　

発酵スタンド

湖のスコーレにて、フードディレクションやメニュー監修などを担当する「南風食堂」オーナー・三原寛子さんが運営する発酵スタンド。発酵食材を使った肉まんや、発酵茶を使ったドリンクを味わうことで、発酵食材の魅力に気づくはずだ。テイクアウト型の店舗で、長浜旧市街の街並みを巡りながら食べ歩きするのにもってこいだ。
ヤギと先生

製造体験し、自分の暮らしに関わっているものや人をさらに深く知ることで、新たな学びを得られる湖のスコーレ。ここで紹介した施設以外にも各種体験教室やギャラリー、図書印刷室、そしてストアと見どころが目白押しだ。

つくる人も、買う人も、売る人も、何かを感じることができる、今までにないこの商業文化施設は老若男女を問わず誰でも楽しめる、滋賀県の新しいテーマスポットとなっていきそう。近くまで立ち寄った際には、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

【参照サイト】湖のスコーレ

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河端 麻紀

愛知県で働く30代のフリーランスライターです。旅行関連の記事を得意としています。SDGsについては現在勉強中で、働きがいも経済成長も感じられる社会を目指しているところです。休日は映画鑑賞とジョギングを楽しんでいます。