JRを日常的に使う人にとって、身近な存在であるキオスク。そんなキオスクが2021年8月、新宿駅の東改札外に「REMONday(レモンデー)」という、一風変わった店舗をオープンした。
REMONdayは、駅から始まる「地球にちょっと優しい循環」を目指す雑貨店。SDGsが強く叫ばれる昨今、「普段使用する日用品も環境に配慮された、エコでかわいい商品が欲しい」と考える人も多い。そんな消費者の声に応えるかたちで、REMONdayは「ちょっと、ちがうキオスク」をコンセプトに、普段の生活に取り入れやすい「エコな日用品」を販売する。廃棄されるモノ・素材に、新しいアイデアと価値を加えて生まれ変わらせた商品を駅から発信していく狙いだ。
野菜と果物からできたメッセージカードの「Food Paper(フードペーパー)」は、フードロスとして、廃棄予定の野菜や果物から作られた食物由来のメッセージカード。使い終わったら100%土に還る、地球に優しい紙文具。
サエラのEvereon(エバーイオン)は、耐久性にすぐれたプラスチック製の骨に対して、自由に生地を張り替えられる、長く楽しく使用できる新しいタイプのビニール傘だ。
このほかにも竹で作られたバンブーハブラシや、カップ本体が、竹やトウモロコシの繊維を主原料に化学処理をせずに作られたEcoffee Cup(エコーヒーカップ)など、いまどきらしいカラフルな色使いで、かわいらしいポップな商品も多い。JR新宿駅と共同開発した、ペットボトルキャップから生まれ変わった、限定の黄色いアクセサリーも販売されている。
ターミナルステーションであるJR新宿駅に位置していて、アクセスも抜群なREMONday。新宿に来た際の新しい立ち寄り先になりそうだ。
【参照サイト】JR-Cross
【参照サイト】Food Paper
【参照サイト】Evereon
【参照サイト】Ecoffee Cup
河端 麻紀
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