東京・新宿にある「MUJI新宿」が「無印良品 新宿靖国通り」となってリニューアルオープンした。衣服のみを取り扱う、無印良品としては初の試みだ。2008年のオープン以来、多くの人に支持されてきたMUJI新宿。今回のリニューアルオープンではサステナブルな洋服体験ができる取り組みが実施されている。
店内にはさまざまな年齢や性別、国内外の人が長く洋服を使えるよう、多種多様なマネキンを60体以上展開。ゆったりと試着できるフィッティングルーム貸し切りサービス（※予約制）や、スタイリング相談、パーソナルカラー診断など、専門スタッフによる対応も充実している。
回収した衣服を染め直したり、リメイクして新しい服に仕立てて販売したりなど、ReMUJI（リムジ）も最大規模の品揃えとなる。
店舗2階には、ペットボトルからプラスチック収納品、衣料品、未使用食品など、さまざまなアイテムが対象となっている回収ステーションを設置。役割を終えた無印良品の服を次へとつなげるアップサイクル活動も継続して実施していくとのこと。生産工程で出た端切れや使われない糸、回収品を再生素材として活用した衣服も取り扱う。
2階、1階、MB階、B1階からなる4層構造の店舗内は「ごみを出さないリニューアル」をテーマに、国産木材や40%リサイクル素材のタイルなどを採用した。改装前に使用していた備品・什器類は、ほぼすべて新店舗および他店舗でリサイクル、リユースされている。
多様な人が集う新宿の店舗として、人と人や次世代につながる取り組みも実施していく。第1弾は新宿に所縁のある若手アーティストの作品をTシャツにプリントするサービスを行い、彼らの活動を支援する。
無印良品初の衣類特化型店舗としてリニューアルオープンする「無印良品 新宿靖国通り」。これからもどんなサステナブルな取り組みが行われるか注目だ。
【参照サイト】無印良品 新宿靖国通り
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