FABRIC TOKYOがオーダーメイドの残布を利用したブランケットを制作、店舗での使用をスタート

FABRIC TOKYOブランケット

株式会社FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)は、オーダーメードのコートを制作する際に生まれる残布を利用したブランケットをハンドメイドで制作し、店舗での使用を開始した。制作したブランケットは来店した顧客へのおもてなしや店舗スタッフの防寒対策として使用されている。

オーダースーツ、ジャケット、シャツ、パンツなどのビジネスカジュアルアイテムに加え、コートもオーダーメードで作ることができるFABRIC TOKYO。オーダーメードは注文を受けた分だけ作るために大量生産、大量消費の真逆をいくサステナブルな選択といえる。しかし、制作時はサイズによって少しだけ布が余ってしまう場合があり、同社では常々そうした残布の活用が検討されてきた。

FABRIC TOKYO

もともと店舗にはパートナーや小さな子どもを連れた客が多く、待っている間に少しでも防寒できるようにとオーダーコートの生地を使ったブランケットを膝掛けとして使うアイデアが生まれたのが今回の制作の背景だという。ブランケットは現在、商品開発チームのメンバーがミシンで手作りをしており、店舗スタッフも店内作業の際に防寒対策として活用している。

軽くて暖かいうえに、オーダーコートの生地を使用していて、見た目もスマートであるために商品化を希望する声も出ているというブランケット。通常であれば廃棄されてしまう生地を一工夫することで、新しい使い道が生まれることを示している好例ではないだろうか。

【参照サイト】 FABRIC TOKYO
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Life Hugger 編集部

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