エシカルセレクトショップ「カーサフライン」が染色家と作った植物染め手ぬぐいを発売

地球に優しい、人に優しいモノづくりをコンセプトとしたセレクトショップ「CASA FLINE（カーサフライン）」が、人肌のぬくもりを感じられるような、やさしい手ぬぐいを発売しました。

今回の企画は、全国の職人とカーサフラインが、職人技術の面白さを伝える日本のプロダクトにフォーカスしたコラボレートプロジェクトです。第二弾となる今回は、長野を拠点とする染色家・佐渡勝行さんと共同で、植物染めによるやさしい色合いの手ぬぐいを作りました。

手ぬぐいは、軽くて、乾きやすく、用途が多彩で再利用できるといったメリットから、日本では昔からサステナブルなアイテムとして人気があります。

佐渡さんの手ぬぐいは、植物から抽出した色素と結びつきやすいタンパク質の性質を利用して、微妙なシワ感を出しています。自然にできる布ジワそのものを模様にしているので、染めているというより、自動的に染まっているような自然な仕上がりになっています。

染めの作業は、注染（ちゅうせん）と呼ばれる、伝統的な型染めの方法で行われており、色分けのために防染糊を施し、絵柄に沿わせて染料を注ぎ、機械を使って染料を布に染み込ませています。タイミングがすべてとなる細やかな作業を経て、色と柄でさまざまな時間帯が表現されています。

色のバリエーションは白昼（昼のさなか）、宵の口（日が暮れて、間もない頃）、薄明（日の出前のうすあかり）、入り相（夕暮れ）の4種類あり、各2,800円（税抜）で、カーサフライン表参道本店と公式サイトで購入できます。

長く使うことで、使い勝手や風合いが増していく手ぬぐい。目にうつるたび、手に触れるたびに、植物のエネルギーを感じずにはいられない佐渡さんの手ぬぐいで、暮らしに自然の美しさを取り込んでみてはいかがでしょうか。

この世界が誰にとっても居心地の良い場所であって欲しい。その方向に少しでも貢献できる存在でありたい。オーガニック、エシカル、サステナブルがテーマ。ニュージーランド在住。趣味は散歩とドライブと読書。植物と色、美しいものが好き。デザイン重視。一人の時間が必須。整理収納アドバイザー。10代後半の娘あり。