味付けは料理の決め手。しかし、バシッと味が決まらない、いつも同じ味にならないなど、毎日の悩みの種となっている方も多いのではないでしょうか?そこで覚えておきたいのが、味付けの黄金比率です。これさえ覚えておけば、作る量が変化しても、毎回同じ味に決まって失敗知らず。今回は、まずこれだけ覚えておきたい、基本となる味付けの黄金比率を紹介しましょう。
料理の味付けはこれさえ覚えておけばOK!
どれも毎日の料理に活躍してくれる味付けばかり。よく使う味付けは、メモしておいて目につきやすい場所にペタッと貼っておきましょう。
食卓の定番「和風たれ」は酒1:醤油1:みりん1
肉や魚の照り焼き、肉じゃがなどみんながおいしいと感じる、和風の万能たれです。生姜をプラスすれば、生姜焼きのたれに。砂糖1を足してちょっと甘めにするなど、お好みでアレンジも自在にできます。
ごはんがすすむ「甘辛すきやきたれ」は酒1:みりん2:醤油3:砂糖1
すきやき以外にも肉豆腐や甘辛煮などに活用できる、ごはんにぴったりの味です。たっぷりの野菜や肉とうどんで、うどんのすき焼き煮もおいしいですね。お弁当のおかずにもおすすめの味付けです。
ほっこり「煮物だれ」はだし汁10:醤油1:みりん1
上手に作れるようになりたい煮物も、黄金比を覚えておけば、いつでもおいしく作れます。筑前煮や大根やかぼちゃの煮物など。時間をかけてしっかり煮詰めることで、味が凝縮されてちょうどよい具合になります。
お肉にぴったり「塩だれ」は塩1:おろしにんにく2:油3:酒4
焼肉のたれや焼きそばにおすすめなのが塩だれ。つけだれにする場合には、酒を煮切ってから使いましょう。使う油をごま油にするかオリーブオイルにするかによって、風味が変わります。ネギを加えてネギだれもおいしい!
子どもも大好き「オーロラソース」はケチャップ1:マヨネーズ1:砂糖少々
海老マヨやピカタにおすすめのオーロラソース。お好みに合わせて、ケチャップとマヨネーズの割合を変えてみてもOK。生野菜にかければ、子どもの食べやすいサラダになりますよ。
ほどよい酸味の「甘酢だれ」酢3:砂糖3:醤油1
魚の南蛮漬けやチキン南蛮などを作る際に活躍してくれる甘酢だれ。火にかけて、水溶き片栗粉を加えれば、とろみがついた甘酢あんができあがります。ケチャップを加えて肉団子と和えれば、お弁当にぴったりの肉団子の甘酢あんかけに。
料理の味付けはおいしい調味料を選んでランクアップ
さらにおいしく仕上げたいなら、調味料にもこだわってみましょう。素材や製法にこだわって作られた調味料なら、料理の味をぐっと引き立ててくれます。みりん風調味料ではなく本みりんを選ぶ、できるだけ添加物の入っていない調味料を使うなど、自分なりの基準を作ってみるのもおすすめです。
味付けの黄金比率を覚えて毎日の料理をもっと楽しく
最近では、和洋中とさまざまな合わせ調味料があって、忙しい毎日を過ごす私たちにとってはとても便利です。でも、味付けの黄金比率を知っておけば、合わせ調味料を切らしていても安心ですし、節約にもなります。また、自分や家族の好みに合わせてアレンジできるのもうれしいですよね。どうしても料理が苦手と感じているなら、家事代行サービスを使って料理を作ってもらうのもおすすめ。家庭にある基本的な調味料を使って、さまざまな味付けの料理を作ってくれますよ。まずはひとつ、好みの味の味付けを覚えてみませんか?
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みすみぞの いずみ
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