千葉県木更津市にあるサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」が、新たな宿泊施設「COCOON(コクーン)」の開発を進めている。開業予定は2022年春。
KURKKU FIELDSは2019年11月にオープンした複合施設で、“ひとが本質的に生きる心地よさと喜び”を感じられる場所として段階的に場内の開発を進めてきた。現在は「FARM」、「EAT」、「ART」、「PLAY」、「STAY」、「NATURE」、「ENERGY」の7つのカテゴリーに分かれており、約9万坪(30ha)もの広い敷地内には、農場や池、森、自然の中で遊べる遊具、アート作品、レストラン、売店などが入っている。太陽光発電や古材の再利用、堆肥舎といった環境や資源に配慮した取り組みのほか、子ども向け体験プログラムやスタディツアーなども積極的に行っていることが特徴だ。

今回発表された「COCOON」プロジェクトは、プロジェクトリーダーにファッションデザイナーの皆川明を据え、食のディレクターを料理人の原川慎一郎、総合プロデュースを日本を代表する音楽家でありKURKKU FIELDSの総合プロデューサーでもある小林武史が担当。すでにタイニーハウスビレッジという宿泊施設はあるが、今回はそこに泊まることで日常では体験できないことが感じられるような場を作りたいとの想いから開発に至った。
外観はCOCOON (繭)の形をしたデザインで、宿泊施設と共同キッチンやカフェが作られる予定だ。自然環境と共生する時間の中で日々の暮らしに新しい視点を提供してくれそうだ。
【参照サイト】KURKKU FIELDS
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