子どもが大きくなると、すぐサイズアウトしてしまうのが子ども服だ。なかには数回しか着ていないという服もあるかもしれない。
着られなくなった子ども服は、友人や親戚などに譲ったり、フリマや買取サービスを活用して売ったりする方法があるが、どちらも心理的ハードルがあったり、手間がかかってしまうことから躊躇してしまう人は少なくない。
株式会社オーネミューエは、子どもが成長して小さくなって着られなくなった子ども服を下取りして再販する次世代型の子ども服ブランド「KasuRekids(カスリキッズ)」を展開している。
このブランドの特徴は、サイズアウトしたワンピースを古物商許可を得ているオーネミューエ社が下取り・再販をし、次に必要な子どもに届けるという仕組みだ。フリマアプリに出品する手間がない点は、多忙な保護者にはありがたい。
KasuRekidsは、素材にもサステナビリティを意識している。
耐久性があり自然素材100%で製造された福岡県の伝統織物久留米絣(くるめがすり)の「ハギレ」や農薬や児童労働が入っていないことが認証されている「オーガニックコットン」の生地を使用し、国内で丁寧に縫製されている。
現在、商品は「ハギレワンピース」のみだが、今春にはユニセックス商品の「KasuRekidsパンツ」をリリース予定とのことだ。
KasuRekidsのような商品をきっかけに、子ども服のサステナブル化がさらに進むことを願いたい。
【参照サイト】KasuRekids
【関連ページ】サイズアウトした子ども服は社会に循環させよう! 全国対応可能なリサイクルショップ5選
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