店内栽培の野菜が手に入る!「インファーム」が都内3店舗でハーブ・野菜を販売開始

世界最大級の都市型農場野菜のプラットフォームである「Infarm(インファーム)」が、東京都内のスーパーマーケットで自社のハーブと野菜を販売開始しました。これはアジア初となる試みで、対象店舗の紀ノ国屋インターナショナル(青山店)、Daily Table KINOKUNIYA西荻窪駅店、サミットストア五反野店では、店内で水耕栽培した野菜やハーブを購入することができます。

インファームが採用している「次世代型屋内垂直農法」は、スーパーマーケットなどの屋内で垂直に陳列されたスペースの中、人工照明や気温制御を使った水耕栽培で、野菜を栽培するというもの。スタッフが定期的に店舗を訪れ、店内で育った野菜を収穫、栽培しています。生産地から消費地までの輸送距離を最短化したことで、新鮮かつ栄養素たっぷりの野菜を手に入れられるのが魅力です。

購入したハーブや野菜は、2cm程度の水を入れた容器に根を浸し、高温多湿を避けて保存しておけば、食べる時まで新鮮な状態を保つことができます。普通の料理に活用できるのはもちろん、生のまま料理の仕上げにプラスすることで、ハーブや野菜本来の味を楽しめます。

Infarm

今回、紀ノ国屋インターナショナル(青山店)ではイタリアンパセリ、イタリアンバジル、ミント、パクチーといった、家庭でよく使われる人気のハーブ4種を展開。Daily Table KINOKUNIYA西荻窪駅店では野菜本来の味を楽しめるサラダブースターを3種、そしてサミットストア五反野店ではパリッとした食感とクリーミーな味わいが特徴的なクリスタルレタスが販売されます。

2013年に設立されたインファームは最先端のR&Dや特許技術を駆使してオルタナティブなフードシステムを構築し、食料の安全性や品質向上に取り組んでいます。世界10か国および30の都市で事業を展開している同社は、日本でも今回の3店舗に加えて、首都圏の複数店舗で販路を拡大予定です。

ディスプレイも兼ねた店内の栽培ユニットで育てられた野菜やハーブが購入できるインファーム。都市部に住みながら新鮮な農作物を手に入れることができれば、これまでの食生活がより一層豊かになるのではないでしょうか。

【ウェブサイト】Infarm公式サイト

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Life Hugger 編集部

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