近年、テレビやラジオなどで耳にする機会が増えた「SDGs」という言葉。徐々に浸透し始めているこの言葉を聞いたことはあるけれど、「実はあまりよく知らない…」という人も多いのではないだろうか。
そのような人に向けて、ぜひ読んで欲しいこの夏おすすめの本がある。SDGsをマンガで分かりやすく解説する児童書「12歳までに身につけたいSDGsの超きほん」だ。売れ行きも好調で、発売1ヶ月で重版も決定した人気の1冊である。
蟹江 憲史 監修
ページ・サイズ:128ページ/21×18.2x1cm
定価:1,100円(税込)
発売日: 2021年7月20日
「12歳までに身につけたいSDGsの超きほん」の特徴
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、国連サミットで決められた、2030年までに達成すべき17の国際目標のこと。世界経済や気候問題、ジェンダーなどさまざまな21世紀に取り組むべき課題を掲げている。
本書では、小学生でも理解できるようにマンガで分かりやすくSDGsを解説。”未来から来たネコ型ロボット”のミイが主人公たちと一緒にSDGsと向き合い、理解していく姿をストーリー仕立てにして描いている。世界中で起こっている地球温暖化や貧困問題など、日本で暮らしている私たちと世界の真実を比較しながら、主人公たちと一緒に学ぶことができる1冊だ。
さらに、より理解を深めてもらうためにSDGsクイズのページもあり、友達や家族と一緒に楽しめるワークで、SDGsをより身近に感じられるに違いない。
SDGs解説ページには、図や可愛らしいイラスト、写真がたっぷり。全ての文字に読み仮名を振るっているため、小さなお子様でも手に取りやすいだろう。
2030年はもうすぐそこだ。世界中の人々が平和に暮らすために、私たちができることはなんだろうか。この夏休み、親子で本書を読んでSDGsについて考えてみよう。きっと、一人ひとりにあった素敵な答えが見つかるに違いない。
【参照サイト】SDGs17の目標 | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会
むなかたりょうこ
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