一見きれいに見えるフローリングの床も、食べこぼしやホコリなどの汚れが溜まりやすいものです。しかし、フローリングは掃除機をかけるだけ、という方も多いのではないでしょうか?気づかないうちについた黒ずみやベタベタ汚れなどは、放っておくと落ちにくくなってしまう場合も。今回は、いつまでも美しいフローリングを保つための掃除方法をご紹介します。
基本的なフローリング掃除の手順は?
効果的なフローリング掃除のタイミングは、床のホコリが落ち着いている朝起きてすぐに行うのがベストです。しかし、掃除機をかけるだけでは、逆にホコリを舞い上げてしまい、逆効果。フローリング掃除は、次のような順番で行いましょう。
- フロアワイパーやモップをかける
- 掃除機をかける
- 水拭きをする
1.フロアワイパーやモップをかける
ドライタイプのフロアシートやモップを使い、部屋全体のホコリを舞い上げないように掃除します。奥から手前に、自分が後ろに下がりながら掃除しましょう。毎日の掃除は、これだけで十分きれいになります。
2.掃除機をかける
週に1〜2度ほどは、掃除機をかけましょう。ホコリを舞い上げないように、フロアワイパーの後にかけることが大切です。フローリングの木目に沿ってかけていきましょう。その際、フロアワイパーで取りきれなかった隅の汚れやゴミを吸い取っていきます。
3.水拭きをする
水拭きは、こまめにしすぎるとフローリング材を傷めてしまうこともあるので、月に1〜2回ほど行います。洗剤は使わずに、濡らしてかたくしぼった雑巾で優しく拭きましょう。ウェットタイプのフローリングシートを使うのもおすすめ。床に水分が残らないように乾拭きすることも、床材を傷めないポイントです。
フローリングの気になる汚れをきれいに掃除するには?
次に、フローリングの黒ずみとベタベタ汚れをきれいに掃除する方法をご紹介します。
フローリングの黒ずみ汚れ
黒ずみの大きな原因は、足の裏の皮脂汚れです。軽い汚れなら水拭きで落とせますが、頑固な黒ずみは、台所用などの中性洗剤を薄めた水で濡らしてかたく絞った雑巾で拭けばすっきりきれいになります。
フローリングのベタベタ汚れ
キッチン床などのベタベタの原因は、油汚れです。酸性の汚れである油汚れを落とすには、アルカリ性の重曹水(水100mlに小さじ1の重曹を溶かしたもの)がおすすめです。汚れ部分に重曹水をスプレーし、サッと拭きましょう。水分が残らないように、しっかりと乾拭きすることも大切です。また、濃すぎる重曹水はフローリングの床材を傷める原因にもなるので、注意しましょう。
こまめな掃除でフローリングはきれいをキープ
ピカピカのフローリングは、見た目にも気持ちのよいものです。汚れが頑固になる前にこまめな掃除を心がけましょう。なかなか手が回らないなら、定期的に家事代行サービスに依頼してきれいにしてもらうのもおすすめです。正しい方法で掃除すれば、ムダな手間もいらず、フローリングをきれいにできますよ!
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みすみぞの いずみ
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