リラックスタイムに欠かせないソファ。毎日座ることも多く、気づかないうちに汚れているかもしれません。ホコリやチリは掃除機で、とお考えかもしれませんが、素材によっては避けた方がよい場合も。今回は、素材別にソファをお手入れする方法についてご紹介します。
素材別!ソファのお手入れ方法
ソファの掃除方法は、素材によって変わります。それぞれの特徴を知って、正しくお手入れしましょう。
布張りソファ
布張りのソファは、匂いや汚れがつきやすいものの、掃除しやすいことが特徴です。隙間のホコリやゴミなどは、掃除機で吸い込んで構いません。気になる匂いは、重曹を振りかけて一晩放置した後、掃除機で吸い込めばOK。汚れは、ぬるま湯で薄めた中性洗剤に浸し固く絞った布で叩くように拭いた後水拭きし、最後に乾拭きして汚れを落とします。汚れをこすると、繊維に入り込んでしまうので注意しましょう。頑固な汚れには、ベンジンやアルコールを使い、同じようにトントンと叩くようにして落とします。
合皮ソファ
合皮のソファは汚れがつきにくく、耐久性が高いことが特徴です。しかし、傷がつきやすいので、掃除機を使うのはおすすめできません。表面についたホコリは、優しく乾拭きして取り除きましょう。気になる汚れは、メラミンスポンジを使って優しくこするときれいに落とせます。しかし、色落ちすることもあるので、必ず目立たない部分で試してから使うようにしましょう。
革張りソファ
革張りのソファは、熱や水に弱く、デリケートなことが特徴です。掃除機や洗剤、水を使ったお手入れはNG。専用のブラシでブラッシングし、汚れには革用クリーナーを使うようにしましょう。どうしても取れない汚れは、専門のクリーニング業者に依頼することをおすすめします。
ソファを長持ちさせるためのポイント
ソファは、ちょっとしたコツで長持ちさせて、きれいに使うことができます。長く愛用するために知っておきたいポイントを3つご紹介しましょう。
1.保護用アイテムを使う
ソファ用のカバーや大きな布をかけておくと、汚れを防げます。また、市販されているソファ保護用スプレーをかけておくのもおすすめです。
2.直射日光を避けて置く
いずれの素材のソファも直射日光に弱いため、置き場所には窓際を避けるか日中もカーテンを閉めておくようにしましょう。また、革張りのソファは、熱に弱いため、ストーブやエアコンから離して置いておきます。
3.まんべんなく座る
同じ場所ばかりに座っていると、そこの座面や背面だけがへたり込んでしまうので、なるべくまんべんなく座るようにしましょう。クッションタイプなら、定期的に左右を交換するなどするのがおすすめです。
ソファ掃除は汚れに気づいたら
多くのソファは丸洗いできないため、汚れに気づいたらすぐ落とすことを心がけましょう。後回しにすればするほど、汚れは落ちにくくなります。ソファ掃除まで手が回らないなら、家事代行サービスなどに依頼して、リビングを隅々まできれいにしてもらうのもよいですね。素材別にお手入れ方法を知っていれば、ソファのお手入れは簡単です。すっきりきれいになったソファで、のんびりくつろぎませんか?
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