節約や貯蓄を考えると減らしておきたい食費ですが、なかなか難しく悩んでいる方も多いのではないでしょうか? そこでおすすめなのがスーパーでの買い物を工夫することです。なんとなく買い物するのではなく、ちょっとしたコツを踏まえることで大きく食費を減らすことも不可能ではありません! 今回はスーパーで買い物する際に覚えておきたいポイントを8つ、お伝えしましょう。
1.予算を事前に決めておく
スーパーに買い物に行くまえに予算を決めておきましょう。財布には予算内の金額だけを入れておくと、ついうっかり買いすぎてしまうのを防げます。また買い物しながらスマホの計算機を使うのもおすすめです。
2.買い物前に在庫チェック
冷蔵庫やパントリーの在庫をチェックしてから買い物に行きましょう。わざわざスーパーに買い物に行かなくても、残っている食材で何か作れるかもしれません。また食材をダブって買ってしまい、不必要な出費を防げます。
3.メニューをざっくり決めてから買い物に行く
事前に数日分のメニューを簡単に決めておきましょう。すべての献立を考えるのは大変なので、メインだけでOK。メニューを決めればおのずと買い物リストができるので、それに沿ってスーパーで購入すれば無駄な食材を買わずにすみ、節約につながります。
4.基本は定番の食材を買う
スーパーではあれこれ変わった食材を選ぶよりも、まずは調理しやすい定番のものを選びましょう。野菜なら人参や玉ねぎ、じゃがいもなど、肉なら豚こま肉や豚バラ肉、鶏モモ肉などが価格も安定しているのでおすすめ。旬の野菜や魚も安くで購入できるので、プラスするとよいですね。
5.プライベートブランド(PB)の商品を選ぶ
さまざまなスーパーから出ているプライベートブランド商品は、メーカー品よりも安いだけでなく、品質もよい節約の味方です。各社ともによりよい商品の開発にしのぎを削っているので、自分だけのお気に入りアイテムを探すのも楽しいでしょう。
6.少量パックを活用
食費の節約ではつい大容量で購入してコスパよく、と考えてしまいがちですが使い切れなかったりダメにしてしまったりしては本末転倒。場合によっては少量パックが適していることもあります。使う頻度の高い食材は大容量でもOKですが、そうでない場合には少量パックの方がおトクなこともあるので注意しましょう。
7.買い物の頻度を減らす
スーパーへ買い物に行く回数はできるだけ減らしましょう。買い物の回数が多いほど、余計なものを買ってしまう回数も増えてしまいます。「卵は○○スーパーで、肉は△△スーパーで」など店のはしごも、節約の視点からはNG。週に1〜2回程度、1つのスーパーでまとめ買いするのがおすすめです。
8.買い物はスーパーだけにこだわらない
「食材の買い物はスーパーで」と思っていませんか? 現在はスーパー以外にも食材が充実しているお店は多くあります。お菓子や飲み物、調味料ならドラッグストアの方が安いことも。最近はコンビニも1〜2人分のお惣菜や半調理品、少量のカット野菜などが手頃な価格で並んでおり、上手に使い分けるとよいでしょう。
家事代行サービスを利用してみよう
毎日仕事や育児、介護などに忙しく、家事に割ける時間が少ない・ストレスから無駄買いしてしまうという方には、家事代行サービスを使ってみるのもおすすめ。洗濯や掃除、料理を依頼するついでにスーパーへの買い物もお願いすれば、必要な食材だけを買ってきてくれるので無駄なものを買うこともありません。上手に活用してみてはいかがでしょうか?
スーパーの仕掛けを攻略してかしこく買い物しよう
スーパー側はできるだけたくさん買ってもらおうと、魅力的にみせるPOPや陳列方法、試食など、店内にさまざまな仕掛けを施しています。何も考えずにスーパーへ入ってしまうと、たちまちそれらに引っかかり、余計なものまで買ってしまうことに。あらかじめきちんと計画を立て、自分の気持ちをコントロールすることが大切です。すべてのコツをいきなり実行するのは難しいかもしれませんが、まずはどれかひとつチャレンジしてみることから始めませんか?
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みすみぞの いずみ

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