これだけでOK!一人暮らしに役立つおすすめ掃除グッズと使い方のコツも

掃除

誰にも迷惑かけないから、とつい後回しにしがちな一人暮らしでの掃除。確かに自由気ままな一人暮らしでは、しばらく掃除をサボっても誰にも叱られないし、困ることもあまりありません。とはいえ、あまりにサボってしまうと衛生的にも問題です。さらに、せっかくの一人暮らしの部屋が、リラックスできない空間になってしまうことも。今回は「一人暮らしの部屋のエコ掃除」をテーマに、揃えておきたいアイテムやポイントについて解説します。

一人暮らしの掃除はまず片付けから始めよう

まずは掃除の前に、不要なモノの片付けからはじめましょう。ワンルームや1Kの部屋は収納スペースが狭く、モノがあふれてしまうことも少なくありません。不要なモノが多い部屋では掃除がしにくく、なかなか終わらない掃除にうんざりしてしまい、掃除へのモチベーションが上がらない、なんて悪循環に陥ることも考えられます。一気に部屋中の片付けをするのは難しいので、今日はキッチン、来週はリビングなどのように場所を分けておこなうのがおすすめです。

揃えておこう、一人暮らしで便利な掃除アイテム

収納の少ない一人暮らしでは、掃除アイテムは必要なものを最低限揃えておきましょう。

各場所に適した洗剤

1つのアイテムでいろんな場所に使える重曹やクエン酸は、環境負荷が低く、収納場所をとらないのでおすすめです。

スティック型掃除機

一人暮らし用の掃除機には、コードレスタイプのスティック型がぴったりです。軽くて使いやすく、場所もとりません。

フロアモップ

手軽に床の拭き掃除ができるフロアモップも用意しておくと便利です。

ウエス

使わなくなった古着や古タオルから作るウエスは、部屋中さまざまな場所に使えるうえに、使い捨てでき便利で、しかもエコです。

【参考】使わなくなった古着や古タオルは捨てないで!「ウエス」で毎日の掃除をラクにエコに

ほうき

ほうきが、一人暮らしの人たちのあいだで、ひそかな人気を博しています。その理由は、ほうきを使えば、ほぼ音が出ず、パパっと掃除に最適で、電気を使わないのでお財布にも環境にもやさしいから。掃除機は使わずにほうきだけを使っている人もいるのだとか。職人が作ったほうきは使いやすさも抜群なので、試してみては?

場所別!一人暮らしの掃除のポイント

それでは、部屋の場所別に掃除のポイントを解説していきましょう。

リビング

リビングの汚れはホコリが中心。毎日の掃除機は難しくても、フロアモップやほうき、ウエスでサッとホコリを取り除いておきましょう。夜の間にホコリが床に舞い落ちるので、朝起きてすぐおこなうのがベストです。フロアモップをベッドの枕元に立てかけておき、起きたらすぐに手にできるようにしておくとよいでしょう。

キッチンまわり

キッチンまわりの汚れは、水アカや油汚れが中心。どちらもついてすぐの汚れなら、食器用洗剤で簡単に落とせます。汚れが頑固になってしまったら、クエン酸や重曹で掃除しましょう。

トイレ

トイレには、ホコリや水アカ、尿汚れなどさまざまな汚れが混在しています。水100mlに対し小さじ半分〜1ほどのクエン酸を溶かしたクエン酸水を入れた「クエン酸スプレー」で、できるだけこまめに掃除するのが汚れを溜めないコツ。毎朝トイレに入ったついでに掃除するクセをつけておくとよいでしょう。

ユニットバス

湿気がたまりがちなユニットバスでは、こまめな換気が掃除のポイントです。黒カビの発生やぬめりを抑え、掃除の手間を減らしてくれます。使ったあとはバスタオルを使って、水気を拭いてから出るとよいでしょう。

狭い一人暮らしの部屋は掃除しやすい空間

狭い一人暮らしの部屋では、もっと広い部屋に住みたい! と思うかもしれません。しかし、狭さゆえに掃除の手間が少なくてすむのは大きなメリットです。いつもの生活にプラスして少しだけ掃除の時間を設けるだけで、きれいな空間を維持できます。

とはいえ、仕事や勉強に忙しいときは、家事代行サービスを利用するのもおすすめ。部屋も広さがないので、一般家庭ほど費用がかかる心配も少ないでしょう。一人暮らしだからこそ、いつもきれいで快適な自分だけの空間にしておきたいですね。

(監修:曽我 美穂

【関連ページ】【2022年度版】家事代行サービス16社を実際に利用して比較してみた
【関連ページ】ゼロウェイスト生活でできること!アイデアまとめ【掃除編】

The following two tabs change content below.

みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。