コツはタスクの「見える化」にあった!?掃除時間を短縮する4ステップ

大掃除

毎日やるべき料理や洗濯に比べ、優先順位が低めの掃除。つい後回しにしてしまって、うっすらホコリが積もったり、水アカやカビが発生したりしていませんか?とはいっても、忙しい生活の中では、なかなか十分に掃除の時間は取りにくいですよね。また、もっと掃除の時間を短縮したいと思っている方も多いでしょう。そこで今回は、掃除にかかる時間をグッと短縮しつつ、部屋は清潔に保つ効果的な方法について解説します。

時間がかかるのは「なんとなく」掃除をしていることが原因?

掃除に時間がかかるのは、やるべき掃除のタスクが漠然としたまま、なんとなくとりかかってしまうことが原因かもしれません。掃除の途中であれもこれもといろんな場所に手をつけてしまい、終わるまでに時間がかかってしまった経験はありませんか?たとえば「トイレ掃除」と一概にいっても、「便器を磨く」「便座を拭く」「床や壁を拭く」「タンクの水アカを落とす」「換気扇のホコリを落とす」など、さまざまな作業タスクで構成されています。どのタスクまで終わらせるのか決めないままトイレ掃除にとりかかると、あちこちの汚れが目につき、時間がかかってしまうことになりかねません。

タスクの「見える化」でうまくいく!掃除時間を短縮する4ステップ

「なんとなく」掃除をしないためには、掃除の各タスクを把握することが重要。次の4つのステップで掃除時間はグッと短縮することができますよ。面倒に思えるかもしれませんが、慣れれば頭の中でオリジナルの掃除プランが作成できるようになります。

1. まずは掃除をタスク分けし、「見える化」をはかろう

まず毎日おこなっている掃除を、作業ごとにタスク分けしましょう。リビングなら、「フロアモップをかける」「掃除機をかける」「水拭きする」など、キッチンまわりなら「シンクを磨く」「コンロを拭く」「水アカを落とす」などといった具合に。すべて書き出せば、やるべきタスクが一目瞭然です。

2. 自分なりのゴールを設定し、やるべきタスクを絞り込む

続いて、やるべきタスクを絞り込みましょう。自分なりのゴールを設定することで、絞り込みやすくなりますよ。たとえば、「今日のリビング掃除は床のホコリを取り除けばOK」など、今日はここまでというラインを自分なりに決めることがポイントです。ゴールを厳しくしてしまうと、結局負担になり時間もかかってしまうので注意しましょう。自分や家族がそれなりに快適に過ごせるかどうか、という点を基準にすると決めやすくなります。

3. さらにタスクのルーティン化で無駄なく掃除

さらに、流れるようにタスクをこなすためには、ルーティン化することがおすすめです。洗面台→トイレ→お風呂といった具合に、簡単な流れだけでも決めておくと、次に何をするべきか悩むことがなく、無駄な時間が発生しません。この際、家事動線を意識して、水まわりなら、洗面所、トイレ、お風呂など、ひとまとめに終わらせると、さらに時間短縮につながります。

4. ついで・ながら掃除にタスクを組みこむとよりスピードアップ

タスクのルーティン化に、ひと工夫加えてさらにスピードアップをはかりましょう。ついで・ながら掃除をマスターすると、わざわざまとまった掃除時間をとる必要も少なくなります。トイレに入ったついでに、お風呂に入りながらなど、毎日する行為に合わせて掃除のタスクを組みこむとよいでしょう。

さらに掃除時間を短縮するには家事代行サービスの利用がおすすめ

掃除にかかる時間は、努力次第で短縮することはできても、なくすことはできません。ワンオペで家事も育児もしていたり、夫婦ともにフルタイムで働いていたりといった場合には、少々時間が短縮できた程度では、あまり効果が感じられない場合も多いでしょう。それなら家事代行サービスを利用してみませんか?頻繁な利用でなくとも、月に2〜3回程度、掃除の依頼をするだけで、自分たちがおこなう時間や手間を大きく省けるようになります。

掃除時間の短縮には自分なりのプランを組もう

掃除に時間がかかってしまうのは、漠然と作業をおこなっていることが原因のケースも。やるべきタスクを洗い出し、効率のよい自分なりの掃除プランを作り上げることで、時間短縮につながります。慣れればわざわざ書き出す必要もなく、頭の中でできるようになりますよ。さらなる時間短縮が必要とする場合には、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。自分や家族に心地よいやり方で時間を短縮し、気持ちにゆとりを持って毎日過ごしたいですね。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。