日々当たり前に使う掃除機。なんとなく使っていませんか? 掃除機は適切に使わないと、逆効果になることもあるので注意が必要です。せっかく掃除するのだから、効率よくしっかりとゴミを吸い取って部屋をきれいにしたいですよね。今回は上手な掃除機のかけ方のコツを解説しましょう。
掃除機の上手なかけ方5つのコツ
掃除機をかける前に、まずは床に置いてあるものをどかすことから始めましょう。片付けながら掃除機をかけると、手間も時間もかかるだけでなく、電気代も無駄になってしまいます。掃除機の行く手を邪魔する物を片付けたら準備はOK。さっそく掃除機をかけていきましょう!
1.ゆっくりと、力を入れすぎない
掃除機をかけるときはノズルを持つ手を5秒かけて伸ばし、5秒かけて戻します。このとき力は入れずに、リラックスしてかけましょう。力を入れたからといってたくさんゴミを吸引してくれるわけではありません。むしろ細かいゴミを撮り損ねたり、床や壁を傷つけたりすることもあるので注意しましょう。
2.朝イチがベストタイミング
掃除機はできれば朝イチ、難しい場合には午前中にかけるのがおすすめです。昼間舞い上がったホコリは夜寝静まった後に舞い落ち、朝には床にうっすらと積もった状態。そのため朝いちばんのタイミングがもっともホコリを効率的に掃除しやすい、というわけです。掃除機をかけるのが難しければ、フローリングワイパーでサッとホコリを取り除いておくとよいでしょう。
3.畳は夜にかけるのがおすすめ
畳に棲みつくダニは夜行性。そのためエサを求めて畳の表面に出てくる夜に掃除機をかけると、効率よくダニを吸い取ることができます。マンションやアパートに住んでいて、夜に掃除機をかけるのが難しければ、カーテンを締めるなどして夜のように暗い状態にしましょう。1〜2時間ほど経つと、ダニが夜と勘違いして出てくるのでそのタイミングで掃除機をかけるのがおすすめです。
4.カーペットやマットは目に逆らって
毛足の長いカーペットやマットは根元にホコリなどのゴミが絡みやすいため、目に逆らうようにして掃除機をかけましょう。ホコリやダニも発生しやすいので、いつもよりとくに時間をかけて念入りにかけることが大切です。また同じ方向ばかりではなく、横や斜めにもかけるとよいですね。
5.窓は開けないで閉めておく
窓を開けて換気しながら掃除機をかけている方も多いのでは? しかし外から入ってくる空気で家の中のホコリが舞い上がってしまい、掃除機で吸引できなくなってしまうためじつはNGなんです。掃除機をかける際には窓を閉めて、かけ終わってから換気のために開けるとよいでしょう。
6.掃除機本体のお手入れも忘れずに
どんなに上手に掃除機をかけても、掃除機そのものが汚れた状態では台無しですよね。掃除機のヘッド部分はホコリやゴミに接する場所なので、意外と汚れやすい箇所。ローラー部分にはホコリや髪の毛などが絡みつきやすいので、割り箸を使って取り除きましょう。ヘッド全体も雑巾を使って拭きます。サイクロン式の掃除機ならこまめに溜まったゴミを捨て、フィルターのお手入れも忘れずに。
コツをおさえて上手に掃除機をかけよう
普段とくに気にすることなく使っている掃除機ですが、コツをおさえることでより効率よく部屋をきれいにできます。忙しくてゆっくり掃除機をかける余裕もないなら、ロボット掃除機を活用するのもおすすめ。また家事代行サービスを利用すると、普段は気づきにくい箇所までスタッフがきれいに掃除機をかけてくれますよ。かしこく上手に掃除機をかけて、きれいな空間を保ちたいですね。
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みすみぞの いずみ
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