毎日しっかりお風呂の掃除をしているのになんだかカビくさい……。それは浴槽のエプロン内が汚れているからかもしれません。エプロンの中は普段目にすることがないため、どのくらい汚れているか分からず、いつの間にかカビの温床となっていることも少なくありません。今回はエプロン掃除の手順を丁寧に解説しましょう。
浴槽エプロンは掃除すべき!
エプロンとは浴槽の側面を覆っているカバーのこと。浴槽本体は形状が複雑でそのままでは汚れが溜まりやすいため、保護するためにエプロンで覆われています。しかし完璧に密閉されているわけではなく、湿気でカビが生えたりお湯や石鹸カスなどが入り込んだりしてしまうことも。そのため半年に一度ほど、定期的にエプロンを外して掃除する必要があります。
浴槽エプロン掃除の5ステップ
それではエプロンを外して掃除する方法を解説しましょう。まずは次のようなアイテムがあると便利です。
- スポンジやブラシ(柄付きがおすすめ)
- 古歯ブラシ
- 浴室用洗剤
- 塩素系漂白剤
- マスクやゴム手袋
1.エプロンを取り外す
取扱説明書に従ってエプロンを外しましょう。多くの場合エプロンは下から持ち上げて手前に引くと簡単に外せます。ネジで止めてある場合には、ドライバーを使って外してください。
2.全体に熱めのシャワーをかける
エプロンを外したら、50℃ほどの熱めのシャワーでお湯をかけましょう。軽くこするだけで落ちそうな汚れは、スポンジやブラシでを使ってきれいにします。柄付きタイプなら手の届きにくい奥の方まで掃除できるのでおすすめです。
3.カビ全体に漂白剤をスプレーする
エプロンの裏側や内部に生えているカビには、塩素系漂白剤を一気にスプレーしましょう。広範囲にスプレーする場合には、マスクやゴム手袋をつけて作業するのが安心ですね。数分〜10分ほどそのままにしておき、シャワーを使って洗い流します。
4.残った汚れを落とす
浴室用洗剤を使い、スポンジやブラシで残った汚れを落としましょう。細かい部分は古歯ブラシを使うのがおすすめ。最後はシャワーで洗い流し、汚れ残りがないようにします。
5.乾いたらエプロンを戻す
最後に雑巾を使って、エプロンの裏側や内部を拭きあげて乾かしましょう。あわせて防カビ効果のあるくん煙剤を使うと、カビの発生を防いでくれるのでおすすめです。最後にエプロンを戻して完了です。
浴槽エプロンを掃除する際の注意点
やってみると意外と難しくないエプロン掃除ですが、次の2点に注意しましょう。
換気しながら掃除する
カビ取りのために塩素系漂白剤を多く使うため、換気扇を使ったり窓を開けたりしてしっかり換気しましょう。また酸性洗剤を同時に使うと有害なガスが発生するため注意が必要です。塩素系漂白剤を使用する際には、クエン酸やトイレ用洗剤などの取扱に注意してください。
エプロンが外せない場合は無理をしない
新しいモデルではエプロンの裏側や内部の掃除が必要ないタイプもあります。外れないエプロンを無理して外そうとするのは破損の可能性もあるためNG。取扱説明書を確認するか、メーカーへ問い合わせるようにしましょう。
定期的なエプロンの掃除で快適なお風呂タイムを
毎日きれいにしておきたいお風呂は、見えない部分も清潔に保っておきたいですよね。大掛かりに思えるエプロン内側の掃除ですが、思っているほど難しいものではありません。お風呂の時間をより快適にするためにも、カビが気になる梅雨時期と大掃除の年末と、年に2回ほどしっかりと掃除してきれいにしておきましょう。
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みすみぞの いずみ
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