EUNIC JAPAN(ユーニック ジャパン:在日EU加盟国文化機関)は、スポーツとエコロジーをテーマとしたプロギングイベント「ヨーロッパと走ろう」を9月からスタートした。開催期間は9月1日(木)〜12月31日(土)まで。
ジョギングトラッキングアプリ「PACER(ペイサー)」を使い、プロギングした様子をアプリ内で投稿するというシンプルな企画内容だ。参加者のなかから集めたごみの量や歩数により、賞品も用意されているとのこと。日本中どこからでも参加可能だ。
EUNIC JAPANは、ヨーロッパ7カ国(オーストリア、チェコ共和国、ブルガリア、フィンランド、イタリア、ポーランド、ポルトガル)が集まり、内外で欧州の文化的価値を広めて文化的多様性に寄与することを目的としている「EUNIC」の日本支部。今回のプロギングイベント「ヨーロッパと走ろう」はチェコ共和国の文化機関、チェコセンター東京が企画し、EUNIC JAPAN主催で開催されたものだ。日本だけでなく加盟国すべてで同時に行われる。
「PACER」とは、歩数や移動距離からジョギング(またはウォーキング)の習慣化を促すフィットネスアプリだ。スマホやスマートウォッチなどのセンサーと同期させ、消費カロリーや活動時間をトラッキングできるほか、目標設定も可能。
「ヨーロッパと走ろう」への参加は、アプリ内の「グループ」から「Run with Europe」を検索するか、専用URLからグループに加入する。
その後は、自分が行ったプロギングの様子を投稿するだけで参加可能だ。ほかの参加者の投稿に「いいね」する機能など、従来のSNSのような使い勝手で交流もできる。
SNSにハッシュタグ(#RunWithCzechia #RunWithItaly #RunWithFinland #RunWithPortugal #RunWithPoland
#RunWithAustria #RunWithBulgaria)をつけて投稿すると、特別賞を受賞できるチャンスも。特別賞はメインとなる3つの賞「ベストランナー賞(総歩数)」「ベストコレクター賞(ごみを拾った量)」「ベストプロガー賞(歩数が多くごみの量も多い)」と、参加国別の副賞が用意されている。
アプリや端末の機能を活用したシンプルな企画だが、他国の人たちと一緒にチャレンジできる点や、SNSと連動することでプロギングをポジティブに続けられそうな内容となっている。比較的、長期に渡って開催されるので、この機会にぜひ運動とごみ拾いを行う「プロギング」を実践してみよう。
【参照サイト】:Run with Europe for a cleaner world ヨーロッパと走ろう
【関連ページ】:SDGs・サステナブルイベントの探し方とおすすめ検索サイト6選
【関連ページ】:ごみゼロの日にちなんだごみ拾い・環境イベントまとめ8つ! イベント探しに便利な検索サイトも
斉藤雄二
最新記事 by 斉藤雄二 (全て見る)
- 【2024年】Apple公式下取りサービス「Apple Trade in」とは? 実際に利用した様子と査定額も - 2024年10月7日
- 廃棄物から生まれた香り、チョコレートの残渣を使ったお香「カカオハスクのお香」販売開始 - 2024年9月30日
- 東京都、10月12日より都市課題をアートで表現する体験型展示会「エモーション・クロッシング展」開催 - 2024年9月27日