エゾ鹿脂配合のコスメブランド「YUK COSMETICS」を展開する株式会社天鹿が、医療・福祉従事者をはじめとする、エッセンシャルワーカーとの共同で、医療現場でも安心して使える無香料のハンドトリートメントを開発した。
「YUK HAND TREATMENT FOR ESSENTIAL WORKERS」は、同社の人気商品「YUK HAND CREAM」に、看護師をはじめ、さまざまな医療現場で働く人たちの声を取り入れ、手指をしっとりさせつつ保護できる、ハンドトリートメントとしてアップデートされたアイテム。皮脂の中で最も人肌に近い融点を持つエゾ鹿脂を配合したハンドクリームは肌なじみがよく、角質層の隅々まで浸透して、手指にうるおいを与えてくれる。気になるエゾ鹿由来の臭いも特殊脱臭製法で無臭化されているので、医療現場でも安心して使うことができる。

北海道に本社を構え、エゾ鹿肉の流通やエゾ鹿牧場を展開する天鹿のもうひとつの主要事業が、コスメティック製品の製造販売だ。北海道固有の日本鹿の一種であるエゾ鹿の脂肪分から抽出される美容成分豊富な鹿脂に着目し、さまざまなヘアケアやボディケア、そしてスキンケア製品を開発している。エゾ鹿利活用の6次化事業を展開する同社は、エゾ鹿の頭数制限や森林保護の観点から、SDGsの目標達成にも前向きな姿勢だ。
昨年のコロナ禍では、手洗い・除菌の回数が多い医療従事者の手荒れケアに使ってもらうため、300個のハンドクリームの寄付を医療機関に行った。今回のクラウドファンディングでも初日から多くの支援があり、すでに目標を達成。そのため、急遽追加のリターンとなるエゾ鹿レザー製の専用収納巾着と、髪の毛から全身まで使えるオールインワンクリーム「EZO DEER BALM」を設定して、さらなる支援を募っている。

現在、Makuake(マクアケ)とCAMPFIREの両サイトで、プロジェクトの支援を募っている。自分自身のハンドケアができるうえに、医療従事者への支援にもつながるクラウドファンディングに、参加してみてはいかがだろうか。
【ウェブページ】エッセンシャルワーカーの声から誕生した『手を守る』ハンドトリートメント|CAMPFIRE
【ウェブページ】エッセンシャルワーカーの声から誕生した『手を守る』ハンドトリートメント|Makuake
【ウェブサイト】株式会社天鹿


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