千葉県君津市のかずさあけぼの保育園は11月2日、保育園留学の申込受付を開始した。
昨今、子育て世代に話題となっている保育園留学。保育園留学とは、一定の期間、子どもが保育園に通いながら家族とともに特定の地域に滞在し、暮らしを体験することができるサービスだ。
子どもは雄大な自然の中で心身ともにのびのび活動できる一方、保護者は働きつつ、子育てをしながらでも多様な選択肢の中から一時的に生活環境を変えることができ、リフレッシュできる。さらに受け入れ先の地域では、家族ぐるみの中長期的関係人口の創出や地域経済への貢献が見込まれる。利用者側と受け入れ側双方にメリットがある仕組みとして近年注目されており、キャンセル待ちが多数でるほどの人気だ。
今回募集が始まったかずさあけぼの保育園の保育園留学では、2週間、子どもが保育園に通いながら、家族で君津市に滞在でき、連携宿泊施設を利用できる。園内には手作りの窯、ガチャポン、月に数回開催される「ごはんや」など、保育士の工夫が随所にみられる。子どもは緑ある暮らしの中で楽しみながら都会の保育園ではなかなかすることが難しい体験ができる。「千葉県自然環境保育認証制度」の認定も受けている。
君津市は、車で東京湾アクアラインを利用すると都心から約60分というアクセスのよさがありながら、房総半島の自然が広がっている。有数のいちごの産地としても知られており、例年12月頃からオープンするいちご農園では、さまざまな品種の収穫体験ができる。また、マザー牧場や鴨川シーワールドといった動物に触れ合えるスポットも南房総に点在し、日帰りで行けるのも魅力の一つだ。

留学期間は12月3日から。運営会社の株式会社キッチハイクは順次予約可能枠を追加予定としている。対象年齢は3から5歳児クラスだ。なお、同社は全国で保育園留学を展開しており、すでに留学先は約30地域に拡大、大人・子ども合わせてこれまでに約1,300人以上、400家族以上が留学した実績がある。
保育園留学に興味があっても、飛行機や新幹線を使う遠距離の旅は尻込みしてしまう人もいるかもしれない。都心から約60分であれば気軽に行けそうだ。興味のある人は公式サイトをチェックしてみよう。
【参照サイト】君津市の保育園留学
【参照サイト】保育園留学公式ページ


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