洗濯してきれいなはずの衣類が少し匂う、黒いカスのようなものが付いている。それは、洗濯槽が汚れているのが原因です。洗濯槽に、石鹸カスや服に付着していた食べ物のカスなどがつくと、それを栄養源にカビが繁殖しやすくなります。きれいになったはずの衣類にカビが……と考えるとゾッとしてしまいますよね。今回は、そんな洗濯槽のカビや汚れを撃退するクリーナーの選び方と上手な使い方をお伝えします。
洗濯槽クリーナーの選び方
ドラッグストアにいくと、さまざまな洗濯槽クリーナーが棚に並び、どれを選んだらいいか迷ってしまうことも。まずは、クリーナーの選び方について知っておきましょう。
クリーナーがお使いの洗濯機に対応しているかチェック
洗濯槽クリーナーによっては、使える洗濯機が限られる場合もあります。とくにドラム式は使えないタイプのクリーナーが多いため、注意しましょう。また、全タイプの洗濯機に使用可能なクリーナーでも、それぞれの洗濯機で使い方が違う場合も。使い方を間違うと、洗濯槽を傷めたり泡がふきこぼれたりする原因となってしまいます。必ず、どの洗濯機に対応しているか、どんな使い方をするかチェックしてから購入しましょう。
洗濯槽クリーナーの種類
洗濯槽クリーナーには、塩素系と酸素系の2種類があります。今回は赤ちゃんにも安心な酸素系クリーナーについてお伝えします。
酸素系クリーナーは汚れ落としに効果的
酸素系クリーナーは、汚れ落としに効果的なタイプです。アルカリ性の性質を持ち、発泡パワーで汚れを浮かせて落とします。「非塩素系」と表示されている場合も。冷たい水より30〜40℃ほどのお湯を使うとより効果的です。匂いもなく使いやすいため、赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭でも安心して使えます。
洗濯槽クリーナーの効果をアップさせる使い方
次に、クリーナーの効果をさらにアップさせて、洗濯槽をきれいにできる使い方のコツを紹介しましょう。
頑固な汚れにはつけおきを
つけおき洗いをすると、頑固な汚れやカビをしっかりと落としてくれます。洗濯機を使わない夜にひと晩置いておくのがおすすめです。
定期的に洗濯槽クリーナーでお掃除を
汚れやカビが発生しやすい洗濯槽ですが、目に見えない部分が多いため、どのくらい汚れているのか分かりにくいですよね。だからこそ、洗濯槽クリーナーを使ったこまめな掃除が大切です。1〜2ヶ月に一度は掃除することをおすすめします。
(監修:曽我 美穂)
【関連ページ】洗濯記事の一覧
みすみぞの いずみ
最新記事 by みすみぞの いずみ (全て見る)
- みかんの皮の活用術。お掃除の汚れ落としから入浴剤まで、みかんを丸ごと使い切る - 2023年10月31日
- 家事は時給にするといくら?無償労働の価値を「見える化」した先に見えるもの - 2023年4月18日
- ブロッコリーは茎までおいしく食べよう!無駄なくおいしく丸ごと食べるヒント - 2023年1月29日