柔軟剤、正しく使えてますか?毎日の洗濯で上手に使うコツ

最近はリッチな香りや強い消臭効果など、さまざまな種類がラインナップしている柔軟剤。買い物のたびに、どれにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?しかし、正しく使えなければ、せっかくの効果も半減してしまいます。今回は、柔軟剤を正しく使うためのコツについて解説しましょう。

柔軟剤が毎日の洗濯に欠かせない理由

柔軟剤の基本的な役割は、その名の通り、衣類を柔らかく仕上げること。これは、陽イオン界面活性剤という成分が衣類の繊維をコーティングして、肌触りをなめらかに仕上げてくれるためです。繊維による肌への刺激を和らげるため、デリケートな肌を持つ赤ちゃんの衣類に使ってもOK。他にも、消臭や防臭、抗菌効果、静電気の防止、洗濯物の絡みを防ぐ、洗濯ジワを軽減する、など、毎日の洗濯にうれしい働きを持つのが柔軟剤なんです。

毎日の洗濯で柔軟剤を正しく使うコツ

洗濯に欠かせない柔軟剤ですが、正しく使えなければ効果も感じられません。それだけでなく、間違った使い方は衣類を傷めることにもつながります。あらためて、柔軟剤を正しく使うポイントをおさらいしておきましょう。

1.洗濯物を入れすぎない

洗濯物は、洗濯槽の7割以下を目安に入れるようにしましょう。多く入れすぎると、汚れ落ちが悪くなるだけでなく、柔軟剤の効果もうまく発揮できません。

2.洗剤と混ぜて使わない

どうせどちらも入れるんだから、と洗剤と柔軟剤を混ぜて入れていませんか?洗剤と柔軟剤は逆の性質を持ち、混ざると効果を打ち消しあってしまいます。必ず、それぞれの自動投入口に入れるようにしましょう。

3.脱水後すぐ干す

洗濯が終わったら、できるだけすぐ干すようにしましょう。抗菌効果がある柔軟剤を使っても、洗濯物を洗濯槽に放置しておくと菌が増殖して、いやなにおいの原因となってしまいます。

4.使用量を守る

柔軟剤だけでなく洗剤でも、使用量を守らずに適当な量を入れていたり、効果がありそうだからと規定より多く入れていたりしませんか?しかし、量が少なすぎると効果があらわれにくく、多すぎると吸水性が落ちたり香りが強すぎたりと、柔軟剤の持つ本来の働きが活かされません。

日々の洗濯で柔軟剤を上手に使おう

柔軟剤には、衣類を柔らかく仕上げるだけでなく、さまざまな効果があり、毎日の洗濯に欠かせないアイテムです。しかし、正しく使えなければ、せっかくの効果も半減してしまいます。仕事や介護、育児などで毎日忙しく、ゆっくり洗濯している余裕もないなら、ときには家事代行サービスを使ってみるのもおすすめです。家事上手のスタッフが、丁寧に洗濯や掃除、料理もおこなってくれますよ。毎日の洗濯では、上手に柔軟剤を使って、お気に入りの衣類をふわふわに仕上げましょう!

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。