家事はもっと時短できる!暮らしにも気持ちにもゆとりができる9つのコツ

今の暮らしにあと少しゆとりの時間ができたら、気持ちに余裕ができて、家族だけでなく自分のことももっといたわれるはず。でも現実は、仕事や育児、家事に追われているという方は必見!家事を上手に時短するコツ、お教えします。

掃除

掃除を時短したいけれど、家が汚れてしまうのはイヤですよね。でもコツをおさえれば、時短掃除でも十分にきれいを保つことができます。平日は最低限の掃除にとどめ、休日にしっかり掃除することもポイントです。

1.床に物を直置きしない

床に物を直接置いていると、掃除のたびにどかさなければならず時間もかかってしまいます。また、どかすのが面倒でそのままにしておくと、ホコリなどが溜まりやすく、掃除の手間を増やすことにも。すぐに片付ける場所が見つからないなら、一時保管ボックスにを作って入れておき、休日にきちんと片付けるようにしましょう。

2.掃除は気づいたときに「ついで掃除」

汚れに気づいたときが、掃除のベストタイミング。顔を洗ったついでに使ったタオルで鏡を拭くなど、毎日の動きに合わせた「ついで掃除」なら手軽に掃除できるはず。また、手軽に使えるフロアワイパーなどの掃除道具を、手の届きやすい場所に置いておくこともポイントです。きちんとした掃除道具でなければと思わず、すぐ手の届くティッシュやウェットティッシュ、キッチンペーパーなど身近なアイテムも活用して、掃除へのハードルを下げることも時短家事にはおすすめです。

3.予防掃除に力を入れる

毎日しっかりと掃除の時間をとることが難しければ、汚れをつきにくくする、予防掃除に気を配りましょう。汚れをためにくい予防掃除なら掃除の手間も激減。お風呂の換気をしっかりしてカビが生えにくくしたり、トイレのスタンプタイプのクリーナーを利用したりとさまざまな方法があります。また、ホコリがたまりやすい洗濯機の排水ホースにラップをかけておく、冷蔵庫や食器棚の上に新聞紙を敷いておくなど、できるだけ汚れをためない工夫も時短術のひとつです。

洗濯

何かと工程が多く、時間も手間もかかる洗濯。苦手な工程は、思い切ってやらないですむようにしてしまうのが時短のコツです。

1.洗濯物をたたまない

ハンガー収納なら、取り込んだ洗濯物をそのまましまうことができるので、たたむ負担を減らすことができます。また、持ち主別にカゴに入れて、自分たちで片付けてもらうのもひとつの手です。毎日使うタオル類なら、軽くたたんでカゴに入れておき、そこから使うのもよいでしょう。

2.できるだけアイロンがけを避ける

形状記憶のシャツやタオルハンカチなどを使うことで、できるだけアイロンがけをしなくてもすむようにしましょう。また、洗濯が終わったらすぐに取り出す、脱水しすぎない、シワを伸ばして干すなどを心がけることで、洗濯物にシワが残りにくくなります。

3.乾燥機を使う

さらに徹底的に時短したいなら、洗濯乾燥機や衣類乾燥機を使うのがおすすめです。干す手間を省けて、洗濯乾燥機なら洗濯から乾燥まで一気に終わらせることができてしまうので、かなりの時短となります。天候にも左右されず、外干しよりもふわふわに仕上がるというメリットも! 導入コストを考えると悩んでしまうかもしれませんが、本気で時短したいならおすすめのアイテムです。

料理

家事の中でもっとも時間のかかるのが料理です。献立を決める、買い物、準備、調理、片付けとやるべきことが多く、時短したいと考えている方も多いはず。あれもこれもと思わずに、できる範囲でおこなうことが料理の時短のコツです。

1.献立は定番中心で

献立は、レシピをわざわざ検索して作るよりも、何も見なくてもサッと作ることができる定番メニューを中心にしましょう。毎日何を作ろうか悩んでしまうなら、定番メニューをリストアップしておいて、順番に作ればOK。凝った料理や新しいレシピには、余裕のある休日にチャレンジしましょう。

2.電子レンジやグリル、トースターを活用

電子レンジやグリル、トースターを積極的に使えば、コンロと並行して調理ができます。同じ時間で数品作ることができるので時短に。グリルやトースターで、余り野菜を焼いて上からオリーブオイルやチーズをかけるだけでも立派な一品になります。

3.ネットスーパーや調理キットに頼る

いつでも買い物できるネットスーパーや、あらかじめ使う具材がカットしてある調理キットを使うのも時短のコツです。ネットスーパーなら重いお米や水なども玄関先まで配達してくれるので、小さな子どもがいる場合にも助かります。また、調理キットは、具材だけでなく調味料もセットになっているので、味付けで悩む時間もなくなります。

時短のコツは完璧を求めないこと

苦手だったり時間がかかったりする家事は、自分や家族が問題なく過ごせる程度にとどめておくことがポイントです。また、自分で「ちゃんとやらなきゃ」と思い込んでいることも多いもの。その家事は、本当にそれだけの時間をかけてやるべきなのか、一度見直してみませんか? 究極の時短家事は、家事代行サービスを利用すること。頻繁に利用することは難しくても、単発や月に1〜2度など自分のペースに合わせて依頼するのもおすすめです。時間も大切な資産。上手に家事を時短して、充実した日々を過ごしましょう。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。