結婚が決まってうれしい反面、家事がうまくこなせるかどうか、不安に思う方は少なくありません。気ままなひとり暮らしとは、やるべき家事の量も段取りも違うため、とまどってしまいますよね。また、ずっと実家暮らしだったなら、なおさら不安も多いでしょう。しかし、誰でも最初は初心者。はじめから完璧を目指さず、無理をしないことがポイントです。また、家事はひとりで抱え込まず、夫婦で分担するのも忘れずに。今回は結婚後の家事に対する不安を解消するコツを解説します。
結婚後の家事が不安…うまくこなすには?
不安を抱えることもあると思いますが、夫婦で生活するなかで家事をうまくこなすためには、何はともあれトライすることが大切です。次のポイントに気をつけてやってみましょう。
家事の基本を学ぶ
これまでひとり暮らしで家事をやっていた方も、ずっと実家暮らしで家事初心者の方も、まずは家事の基本を知ることが大切です。正しいやり方を知らずに、やみくもに家事をするのは効率が悪く、おすすめできません。意外と家事の基本や正しいやり方を知らないことが多く、周囲の見よう見まねでやっているケースは少なくないものです。書籍のほか、インターネットで検索することで家事の基本を学びましょう。
家事のゴールは低く設定する
「ここまでやればOK」という家事のゴールは低く設定しましょう。いきなり料理や洗濯、掃除といった家事すべてをきっちりこなそうとするのは難しいものです。結婚直後ではなく、ある程度家事に慣れてきてもなかなかできることではありません。平日はとりあえず不快にならない程度に家事をすませ、細かい家事は休日にまわすといったルーティンを決めるのもおすすめです。
結婚後、夫婦で上手に家事分担するコツ
今や夫婦の共働きが一般的となり、家事を分担することも当たり前となりました。お互いに協力し合うことはコミュニケーションにもなり、結婚生活を豊かなものにするためにも大切です。とはいえ、家事を分担するのは初めてのこと。どうすればよいかわからないこともありますよね。そこで次のような点に気をつけて、上手に家事を分担しましょう。
あらかじめ話し合って決めておく
結婚生活が本格的に始まる前に、あらかじめ話し合っておくことをおすすめします。前述した家事のゴールをお互いにすり合わせ、共有しておくことも大切です。また、どちらが何を基本的に担当するかも決めておきましょう。夫婦のライフスタイルによっても変わりますが、それぞれの役割はきっちりよりもざっくり決めておくほうが臨機応変に対応しやすくなります。
得意な方がやればいい
女性だから料理が得意だというわけでもなければ、男性だから苦手だというわけでもありません。性差で担う家事を決めるよりも、得意かどうか、または、やるのが苦にならないかどうかで家事の分担を決めた方が合理的かつ、お互いに納得しながら夫婦円満に生活できます。
便利な家電やアイテムを活用する
最近では便利な家電や家事を助けるグッズも多く、それらを最大限に活用すれば、夫婦ともに負担を減らせます。新しい三種の神器ともいわれる食器乾燥機、ロボット掃除機、洗濯乾燥機は、利用すれば、家事にかかる時間や手間を大幅に減らすことができます。まずは、苦手な家事に活躍するアイテムから導入してみるのもいいでしょう。
結婚後の家事に困ったら「家事代行サービス」の利用がおすすめ
夫婦ともに忙しいときや、子育てで手いっぱいなときなど、どうしても家事に手が回らないこともあります。そんなとき、何がなんでも二人で家事をやらなくてはと思うと、夫婦共倒れになりかねません。そんなときは、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。毎週コンスタントに利用するのは経済的に難しくても、どうしても忙しいときにお願いするお守りのような存在として知っておくと安心ですよ。
結婚後の家事は夫婦でお互いに思いやりを持とう
相性ぴったりで結婚した二人でも、家事のこととなるとお互い意見が割れてしまうケースも少なくありません。しかし、夫婦ともに、仕事と家事を両立することは簡単ではないということを共通認識にしておくと、お互いに寛容になれるはずです。まずは無理をせず、やれることからチャレンジしてみませんか。
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みすみぞの いずみ

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