最近では香りにこだわった洗剤や柔軟剤が増え、愛用している方も多いのではないでしょうか。お気に入りの香りを着ている衣類から楽しめるのは身近な幸せですよね。しかし、なかなか思ったように香りが付けられないなどお悩みの方も少なくないようです。そこで今回は上手に衣類に香りを付けるコツと、あらためて見直しておきたい洗濯の仕方について詳しく解説します。
衣類に上手に香りを付ける洗濯のコツは?
せっかく香りにこだわった柔軟剤を使ってもうまく香りが残らなかったり、長続きしなかったりしてしまうのは残念。しかし次のようなちょっとしたコツで、上手に香りを付けることができます。
1.洗剤は香りの強くないタイプを選ぶ
洗剤は香りの強くないもの、もしくは無臭のものを選びましょう。香りの強い洗剤を使ってしまうと柔軟剤の香りとの相性が悪かったり、衣類にうまく香りが残らなかったりすることがあります。
2.柔軟剤を入れる場所とタイミングを間違わない
柔軟剤はすすぎの最後のタイミングで投入する必要があります。洗濯機内にある柔軟剤用の投入口から自動で投入されるので、洗濯をスタートさせる前に入れておきましょう。手洗いの場合も、最後のすすぎのタイミングで柔軟剤を入れればOKです。
3.乾燥機はNG!できれば室内干しにしよう
香りの効果を十分に得たいなら、衣類を乾燥させるのは天日よりも室内がベスト。とくに乾燥機を使うと高温によってせっかく衣類についた香りが飛んでしまいます。乾燥機を使っても香りを楽しみたいなら、専用の柔軟剤シートを使うのがおすすめです。
4.柔軟剤は適量を守る
香りをしっかり付けたいからと適量以上に多くの柔軟剤を入れるのはNG。確かに香りは強く付きますが、周囲への「スメル(匂い)ハラスメント」となるおそれもあります。また、柔軟効果が薄れてしまうこともあり、規定量を守ることが大切です。
5.香り専用アイテムを使う
衣類の香り付けに特化した専用アイテムを使うと、より効果的に香りを持続させることができます。洗濯前に投入するだけでOKです。ただし柔軟剤のように衣類をふんわり仕上げたり、静電気を防止したりといった効果はないことを知っておいてください。
効果的に香りを付けるために普段の洗濯も見直そう
柔軟剤や香り専用アイテムで効果的に衣類に香りを付けるには、普段の洗濯できちんと汚れやにおいを落とすことも重要です。いつも当たり前にしている洗濯ですが、次のような点を見直してみましょう。
- 洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎない
- 十分にすすぎをする
- お風呂の残り湯で洗濯する場合もすすぎは水道水を使う
- 脱水後はすぐに干す
衣類に香りを付ける前に、まずは毎日の洗濯を正しくおこなうことを心がけましょう。
洗濯で衣類に上手に香りを付けて気持ちよく過ごそう
衣類にお気に入りの香りが付いているだけでリッチな気分になり、一日を機嫌よく過ごせます。効果的な柔軟剤の使い方を知り、上手に香りを付けたいですね。また、毎日忙しくなかなか衣類の香り付けまで手が回らないという方には、家事代行サービスを利用するのがおすすめです。上手に活用することで、毎日にゆとりを生み出せます。香りにこだわり、気持ちよく洗濯して、日々を豊かに過ごせたらいいですね。
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みすみぞの いずみ

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