朝の洗濯は騒音に注意!少しでも音を抑えるための3つの対策と夜洗濯のススメ

洗濯機

マンションやアパートなどの集合住宅で気になるのが、朝の洗濯時間。何時からであれば周囲に迷惑をかけないのか、常識の範囲内といえるのか悩んでしまいますよね。とはいえ、仕事などの都合で、早い時間帯にしか洗濯できないという方も少なくないでしょう。今回は朝の洗濯時間について何時からならOKなのか、また騒音を少しでも減らすための対策などについて解説します。

朝の洗濯時間は何時からならOK?

朝の洗濯は、一般的に多くの人がすでに起きているとされる、7時を過ぎていれば問題ないとされています。とくに木造住宅や、洗濯機をベランダに設置している場合は、時間に注意。騒音の少ないタイプの洗濯機も増えていますが、集合住宅ではどうしても振動音や水流音が階下や両隣などに響いてしまうもの。騒音をきっかけに、住民トラブルを引き起こさないためにも、7時より早い時間帯に洗濯機を回すのは、できるだけ避けた方がよいでしょう。また、お住まいのマンションやアパートによっては時間帯があらかじめ決められていることもあるので、その場合は規約に準じてくださいね。

朝の洗濯騒音を少しでも減らすための対策3つ

しかし7時を過ぎたからといって、大きな音をたてて洗濯してもよいわけではありませんよね。お隣さんはまだ寝ているかもしれません。できるだけ洗濯の騒音を防止するために、次のような対策を講じておくことをおすすめします。

1.騒音対策をしておく

騒音の大きな原因は洗濯機の振動。防音マットや防音ゴムを洗濯機の下に敷いておくと、振動を抑えるのに効果的です。とくにドラム式洗濯機は脱水時の振動が大きいため、これらを敷いておきましょう。

2.洗濯物は少なめに

洗濯物を多く詰め込んで洗濯すると、脱水の際に洗濯機の振動が強くなりやすく、騒音の原因のひとつです。また、詰め込み過ぎは衣類の汚れ落ちにも悪影響を与えます。衣類の量は、適正量である洗濯槽の7〜8割以下にとどめましょう。

3.洗濯物のかたよりに注意

洗濯機の騒音が大きいのは、槽の中で衣類がかたまり、どちらかにかたよってしまっているのが原因のことも。音が気になるときは、一時停止して洗濯物をほぐして正しい位置に戻しましょう。また、洗濯物の詰め込み過ぎも、槽内でのかたよりを引き起こしやすいので要注意です。

朝に洗濯するよりもメリット多い?夜洗濯のススメ

もし、早朝に洗濯することで周囲への騒音が気になっているなら、夜に洗濯機を回すのがおすすめです。だいたい21時までであれば、夜の洗濯時間として常識の範囲内。また、じつは夜の洗濯は朝におこなうのに比べ、次のようなメリットがあるんです。

残り湯を有効活用できる

洗濯に活躍するお風呂のお湯。朝の洗濯に使っているという方も多いでしょうが、じつは時間経つほどお湯に雑菌が繁殖してしまいます。したがって、お風呂から上がってすぐの洗濯が、もっともきれいな状態で残り湯を活用できるということ。また、皮脂汚れなどはお湯で落とすのが効果的なため、まだ温かい状態の残り湯を使うのがおすすめです。

服の汚れやにおい落ちがよい

衣類についた汚れやにおいは、時間が経つほど染み付いてしまいがちです。脱いだ後時間を置かずに洗濯すれば、汚れやにおいも落ちやすくなります。

朝にゆとりが生まれる

一日のなかでもっとも忙しい時間帯ともいえる朝。比較的ゆっくりした時間がとりやすい夜に洗濯することで家事を分散でき、心や時間にゆとりが生まれます。

夜洗濯の注意点

夜の洗濯はメリットが多いものの、気をつけたいのが湿気です。できるだけ隙間を空けて干すなど、干し方にも工夫を。洗濯物を干した後は、換気扇や除湿機、サーキュレーターなどを上手に活用しましょう。また、部屋干しの匂いが気になるなら、抗菌効果の高い専用の洗剤を使うのもおすすめです。

朝の洗濯は騒音に注意を!夜に洗うのもおすすめ

マンションやアパートなどでの朝早い時間帯の洗濯は、一般的に7時以降が常識の範囲内。しかし、どの時間帯に洗濯するにせよ、騒音対策はきちんとおこなっておきたいですね。また、夜の洗濯にもメリットが多く、おすすめです。しかし、朝も夜も余裕ないと感じているなら、洗濯代行サービスを使ってみましょう。洗濯物のピックアップからアイロン、畳み作業まですべておこなってくれます。もちろん近所への騒音もゼロ。ライフスタイルに合わせてこのようなサービスも上手に活用し、余裕を持って暮らしたいですね。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。