図鑑の世界に入り込む、新感覚の体験型デジタルミュージアム「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO」が2021年7月16日、東急プラザ銀座6Fにオープンすることが発表された。運営する合同組合には、来年創業100周年を迎える小学館のほか電通や朝日新聞社など6社が参加している。
施設内は、累計発行部数1,100万部を超える大人気の図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEOシリーズ」をテーマに設計されており、あらゆる生き物たちが共存している世界の空間や時間を“めくる”ことで“地球の自然”を五感で体験できる。

その人気の図鑑シリーズから、動きがユニークなもの、生体が面白いものなどをメインにピックアップし、生き物たちが共存する世界をデジタルで再現。図鑑書籍だけでは伝わらない、リアルな生態系を体感することができる。学びにおいて「読んで知る」と同等に大切な「実体験をつくる」ことを目指した新感覚の体験型施設だ。
入場料は、大人2,500円/中高生1,700円/小学生1,200円/3歳以上小学生未満900円/3歳未満は無料。現時点での購入方法は、公式サイトまたは店頭のみとなっている。

約1,500平米の空間に広がる、世界中の自然をイメージした様々なスポットは、「森林、水中、草原」など5つのゾーンがあり、現実世界のように時間の経過や天候の変化によって、色々な表情を見ることが可能になっている。訪れた者は、デジタルとリアルが融合した空間をめぐりながら、図鑑の中でしか見ることのできなかった生き物たちの24時間に寄り添うことができるのだ。

生き物の姿は、それぞれの細かな特徴を捉えつつ、イラストのようなペイントタッチで表現され、虫などの見た目が苦手な方でも楽しめる工夫がされている。生き物たちが住む世界をずっと見ていられるような空間なので、子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる。
自らの足で歩み寄り、出会い、そして観察し記録することで、創造力や発想力を膨らませるきっかけを提供してくれるZUKAN MUSEUM GINZA。一歩足を踏み入れると、これまでとは違った視点で地球に住む生き物たちを観察し、感じることができそうだ。
地球の自然が凝縮された「生きるミュージアム」は、私たち人間も様々な生き物たちと同じ地球で暮らしているということを、親子で考えるきっかけになるのではないだろうか。
【ウェブサイト】
ZUKAN MUSEUM GINZA公式サイト

せきざわ はるか

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