子どもたちが大好きなマクドナルドのハッピーセット。1987年に登場してから、子どもたちを中心に常に人気を集めている。
そんななか、マクドナルドは、ハッピーセットのおもちゃに使用されているプラスチックの削減を、日本を含む全世界で実施すると発表した。2025年末までに段階的にリサイクル素材や再生可能な素材など、サステナブルな素材に移行し、2018年と比較して、プラスチックの使用量を約90%削減する。すでに、イギリスとアイルランド、フランスではプラスチック製のおもちゃの提供を中止しており、プラスチックの使用量が約30%削減された。
日本では、遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃを店舗で回収し、店内で使用する緑色のトレイやリサイクルBOXに生まれ変わらせる「マックでおもちゃリサイクル」を2018年から実施。2020年には、年間約270万個のおもちゃを回収。多くのおもちゃが姿を変え、今でもマクドナルドの店内で生き続けている。また、ハッピーセットのおもちゃの選択肢として、プラスチックを使っていない絵本もしくは図鑑も選べるようになっている。
ハッピーセットが大切にしているのは、“子どもたちに夢中になって楽しんでいただきたい”という想い。その想いを原動力に、これまでディズニーや話題のアニメキャラクターとコラボレーションしたおもちゃなど、魅力溢れるおもちゃを開発してきた。サステナブルな素材に移行してからも、その想いは変わらずに、より時代に合ったおもちゃを提供していく。
ハッピーセットのおもちゃがサステナブルな素材になることで、これまで環境問題に興味がなかった子どもたちも関心を抱くだろう。まずは、身近に実施している「マックでおもちゃリサイクル」に親子で参加してみよう。店内で使用されている緑色のトレイに変身していると知れば、きっと積極的にリサイクルに取り組んでくれるに違いない。
【参照サイト】ハッピーセット®のおもちゃにおけるプラスチックを大幅に削減
むなかたりょうこ
最新記事 by むなかたりょうこ (全て見る)
- 【Osakaほかさんマップを歩く】マイ容器で買える!味噌の量り売り「85[ハチゴウ]」 - 2021年12月29日
- 廃棄飴をアロマスプレーやストローにアップサイクル!カンロの循環型社会への取り組み - 2021年12月23日
- 【Osakaほかさんマップを歩く】量り売り「fu tai(フウタイ)」でゴミの出ないお買い物 - 2021年12月12日