部屋じゅうの窓を開けて掃除するのは気持ちがいいですよね。しかし、ホコリを追い出すつもりで窓を開けたはずなのに、逆効果になりやすいことをご存じでしたか? じつは換気のタイミングは掃除が終わってからがベスト。また、いくつかのポイントを押さえることで、さらに効率よく換気し、ホコリを追い出せます。今回は掃除の際に窓を開けることがNGな理由と、窓を開けて上手に換気するポイントについて解説します。
掃除中に窓を開けるのはNG?
掃除中に窓を開けると、入ってきた空気によってホコリは一気にあちこちへと舞い上がります。空中に舞い上がったホコリはゆっくりと時間をかけて床に落ちるため、掃除機で吸引しにくくなってしまいます。効率よくホコリを取り除くには窓は閉めたままにしておき、フロアモップのドライシートで床を拭いた後に、掃除機で一気に吸引するとよいでしょう。
窓を開けて換気するのは掃除が終わってから
換気をするのは掃除機をかけ終わった後、10~15分後くらいがベストタイミング。掃除によって舞い上がったホコリが落ち着いた頃に換気し、ハウスダストを追い出しましょう。
窓を開けて換気するときのポイント
換気はただ窓を全開にすればいいというわけではありません。むしろ全開にしない方が効率よく換気できるなど、いくつかのポイントがあるので紹介しましょう。
窓は全開にしない
換気の際は窓を全開にする必要はなく、10~15cmほど開ければOK。空気は流れ込むときに狭い隙間の方が勢いよく入ってくるという性質があるため、全開にするよりも少し開けるくらいが効率よく換気できます。
対角線上にある2ヶ所の窓を開ける
窓は2ヶ所開けると空気の通り道ができ、さらに対角線上にあるそれぞれの窓を開けることで、部屋全体の換気を効率的におこなえます。
換気時間は10~15分ほど
換気をする時間は10~15分ほどで十分です。とくに冬は長い時間窓を開けていると寒いですよね。長時間窓を開けておくよりも上に挙げたような点を踏まえ、効率よく換気することがポイントです。
掃除中は窓を閉めてホコリが舞い上がるのを防いで
窓を大きく開けて掃除するとホコリやハウスダストを一気に追い出せるような気がしますが、じつは逆効果。効率よく掃除するには窓を閉めたままで、まずはフロアモップで優しくホコリを拭き取ってから掃除機をかけるとよいでしょう。しかし、日々忙しく念を入れて掃除する余裕がないという場合には、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。アレルギーなどの原因にもなるホコリやハウスダストは換気のタイミングに気をつけて、効率よく追い出したいですね。
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みすみぞの いずみ
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