掃除をしないと部屋は汚れ、衛生的にも問題が発生します。ダニやホコリでアレルギーを発症したり、害虫が出てきたり。そのまま放置してしまうと、ゴミ屋敷を招くことにもなりかねません。とはいえ、掃除ができない人にとっては、どうやってその状況から抜け出したらいいか分からないことも多いものです。今回は掃除ができない人の特徴と、掃除ができるようになるためのコツについて解説します。
掃除ができない人の特徴
部屋の掃除ができないのは、単にズボラだからといった理由だけではありません。さまざまな理由があり、掃除ができない状況に陥ってしまうこともあるのです。掃除ができない人には、以下のような特徴が見られます。
忙しい、余裕がない
仕事や育児、介護などに忙しく、余裕がないため、掃除まで手が回らないといったケースです。家事の中でも食事はしなければ命に関わりますが、掃除の場合にはしなくても当面の問題は少ないため、後回しにされがち。とくに一人暮らしの場合、家族に迷惑をかけるわけではないので、掃除せずにゴミが溜まっていくことが多いようです。
掃除や片付けが苦手
苦手意識が強く、掃除や片付けができないケースです。しかしよくよく考えてみると、苦手というより、掃除や片付けのやり方がわかっていないという場合も。また、集中できなかったりどう手をつけたらいいか分からなかったりと、極端に掃除が苦手な場合にはADHD(注意欠陥・多動性障害)などの可能性もあります。
掃除ができるようになるためのコツ
掃除できないでいると、部屋が汚くなってしまうのはもちろん、「自分は掃除すらできないんだ」といった自己評価の低下にもつながってしまい、精神的にも悪影響です。まずはできる範囲から少しずつ始めましょう。
1.モノを減らす
掃除ができない人のほとんどはモノが多く、すぐに掃除にとりかかれる状態の部屋ではありません。まずは不要なモノを処分することから始めましょう。
2.一気にやろうとしない
掃除は一気にやろうとすると、途中で投げ出したくなってしまうことがあります。今日はリビングだけ、など掃除する場所を区切って少しずつ掃除する方がおすすめです。達成感も得やすく、次へのやる気にもつながります。
3.掃除時間をつくる
掃除ができない人は、そもそも掃除をする習慣がついていないもの。毎日のルーティンの中に10分でいいので、掃除する時間を設けましょう。またその時間すら捻出することができないほど忙しい場合は、生活スタイルや仕事などを見直す必要があります。
4.家事代行サービスを利用する
掃除しなくては、と頭で分かっていても行動に移せない、時間が作れないなら、家事代行サービスに依頼してみましょう。掃除は必ずしも自分ひとりだけでするべき、というわけではありません。苦手なら第三者の手を借りるのもひとつの方法です。掃除のコツなどを聞いてみるのもよいですね。
掃除は完璧じゃなくてOK
掃除は完璧を求めすぎないことも大切。こっちもあっちもやらないと、と思うと余計にやる気は出てきません。汚れをサッとティッシュで拭くだけでも十分立派な掃除です。どうしてもできない、忙しいなら、家事代行サービスなどを利用するとよいですね。掃除は自分に無理のないやり方で、家族や自分がストレスなく過ごせる程度をキープすることが大切です。
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みすみぞの いずみ
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