あなたも「家事完璧主義」かも!?肩の力を抜いて頑張りすぎないコツ

家事には「これで終わり」というはっきりした基準がなく、完璧を目指してしまうといつまでも終わることがありません。やってもやっても家事に対して達成感が得られず、いつも不完全燃焼……そんな思いを抱えているなら、もしかして「家事完璧主義」かも? 家事を完璧にこなそうとするあまり、イライラやストレスが最大限にたまってしまう前に、脱・家事完璧主義しましょう!

もしかしてあなたも「家事完璧主義」かも!?

家事完璧主義とは、家事を完璧に終わらせる人のことではなく、家事を完璧にこなさなければと自分にプレッシャーをかけている人のこと。「やれていない家事は多いし、全然完璧主義なんかじゃない」そう思っているあなたも、かくれ家事完璧主義かもしれません。一日の終わりに「今日も○○できなかったなあ」と思ったり、「○○すべき」と自分やまわりに厳しかったりすることが多いなら要注意。完璧に家事ができないことを悩んでいるなら、すでに完璧主義にとらわれているかもしれません。

「完璧な家事」はあなたを追い込む

家事に目標を持って取り組むことはモチベーションアップにつながります。しかし高すぎる目標を掲げてしまうと、いつまでも終わることがありません。なぜなら家事には「これで完全に終了」という状態がないためです。家事に高い完成度を求めてしまうと、自分自身への強いプレッシャーとなり、いつも余裕のない状態に。家族が少しでも部屋を乱してしまうとイライラしたり、日々に満足感が得られなかったりと、精神的にあなたを追い込んでしまうことにもつながります。

完璧を目指さない、家事との向き合い方を見直そう

とはいえ、これまで完璧を目指すやり方で家事に向き合ってきた方にとっては、どうすべきか難しいかもしれません。まず次のようなポイントを参考にし、あらためて家事への向き合い方を考えてみませんか?

抱え込んだ家事を手放す

家事の目標を現実的なものに設定し、「やらなければいけない」と思い込んでいた家事を手放してみましょう。たとえば毎日の掃除なら「フロアモップでだいたいのホコリをとること」を目標に設定します。掃除機をかけたり隅の細かい部分をきれいにしたりするのは「毎日しなくてもよいこと」として、週末や余裕のあるときでOKに。家事それぞれの頻度や程度を見直し、「しなくてもよい」家事を手放すことを意識してみましょう。

できていることに目を向けよう

家事はたくさんの小さなタスクから成り立ち、私たちは日々こなしています。しかし完璧を求めていると、できていることが多くあるにもかかわらず、できていないことばかりに目が向いてしまいがち。「またできなかった……」と自分を追い詰めてしまうと、いつまでたっても達成感は得られず、モチベーションにもつながりません。できなかったことではなくできたことを数え、少しずつステップアップしていきましょう。

家事代行サービスを使ってみるのもおすすめ

家事に完璧は求めなくてもよいとわかってはいても、どうしても完璧に終わらせたいという性格の方も少なくないでしょう。それなら家事代行サービスを利用してみるのがおすすめです。忙しくて余裕がないあなたに代わって、ここまで家事を終わらせてほしいという希望をかなえてくれます。

完成度より満足度!家事は完璧じゃなくても大丈夫

家事に高い完成度を求めることは悪いことではありません。散らかった部屋や手抜き料理がイヤだという方もいらっしゃるでしょう。しかしその目標が見えないほど高すぎると、自分を追い込んでしまいます。完璧主義から脱却するには、家事の完成度よりも自分の満足度を上げることを優先してみましょう。そのためには家事のゴールを現実的に設定し、できなかったことよりできたことに目を向けることが大切。これからは肩の力を抜いて、家事に向き合ってみませんか?

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。