「じつは家事が嫌い」という方は少なくないでしょう。しかし、嫌いだからといってまったく家事をやらないわけにはいきません。そこで、自分が日々やっている家事のルールを見直して、できるだけ家事にかかる手間と時間、労力を減らしましょう。今回は嫌いな家事を手放す2つのポイントと、具体的な対処法について解説します。
1.家事のゴールを低く設定する
家事が嫌い・苦手だと感じているのは、無意識のうちにゴールを高く設定していることが理由かもしれません。次のような点をチェックしてみましょう。
掃除のやり方を見直す
終わりの見えにくい掃除や片付けは負担になりやすく、嫌いな家事の代表格。毎日の掃除は家のすみずみまできれいにするのではなく、不快にならない程度にきれいにすることをゴールにしましょう。毎日の掃除機かけを数日おきにする、手軽なフロアワイパーでの掃除に変更するなど、できるだけ少ない負担で効率よくきれいにしましょう。「ながら掃除」や「ついで掃除」なら、わざわざ掃除のために時間を設ける必要がなくなります。
「一汁三菜」「全部手作り」じゃなくてOK
忙しい毎日の中で食事づくりに割ける労力や時間は多くありません。家族のことを思い、しっかり練った献立を手作りで、と考えたくなりますが、毎日の食事にそこまで気を配るのは難しいもの。とりあえず、ごはんと具沢山の汁物を作ればOK、ときにはお惣菜や冷凍食品も活用するなど、毎日でも続けやすい方法を選択することがポイントです。
2.苦手な家事はアイテムやサービスを使って負担を軽減
とくに苦手な家事は意識して手間を減らすことで、負担を減らしましょう。ポイントは、便利なアイテムやサービスを活用すること。経済的な負担はありますが、かかる労力と比較すると十分にお得に感じられることも。次のような方法を参考にし、苦手な家事の労力を抑えましょう。
ハイスペック家電を導入する
近年、「食器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」「乾燥機付き洗濯機」は新たな三種の神器と呼ばれ、忙しい家庭には欠かせないアイテムとなっています。いずれも手間のかかる家事を一手に引き受けてくれる、家事が苦手な方にとってまさに救世主のような存在です。そのほかにもハイテク調理家電やスマートスピーカーなど、苦手な家事をサポートするアイテムは今や数えきれないほど。自分に合ったアイテムを探してみましょう。
家事の外注サービスを活用する
家事は必ずしも自分たちの手でおこなう必要はありません。さまざまな家事をプロがおこなってくれる家事代行サービスや、買い物に出かける必要がない食材宅配サービス、献立を決めてくれるミールキットなど、数多くのサービスが存在し、それらをかしこく活用するのもおすすめです。
嫌いな家事はルールを見直し手放そう
どうしても好きになれない嫌いな家事は、自分に合った労力をかけない方法で対処しましょう。ポイントは家事のゴールを低くすること、便利なアイテムやサービスを活用することの2点です。「すみずみまで掃除する」「すべての家事は自分の手でする」など、これまで当たり前だと思っていたルールを見直し、嫌いな家事を手放してみませんか?
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みすみぞの いずみ
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