家事の負担を減らせば夫婦喧嘩も減る!?やめてもいい毎日の家事や習慣をチェック

夫婦喧嘩の原因になりやすいのが家事分担の問題です。もし、家事分担がうまくいかないと感じているなら、それは家事そのものの負担が大きすぎるのかもしれません。「やらなくちゃ」と思っている家事の中には、じつは「やらなくても大丈夫」かもしれない家事が混ざっていることは少なくないものです。今回は夫婦の負担を減らして喧嘩も減らす、「やめてもいい家事」をご紹介します。

家事の負担を減らせば夫婦喧嘩も減る!?

夫婦の家事負担を減らすには、家事の分担やシェアが重要です。しかし、そもそもの家事の作業量が多すぎたり、手間がかかりすぎたりする場合も多く、思うように負担が減らないことも。そこで、これまでやることが当たり前だと思っていた家事や習慣を見直してみましょう。思い切ってやめたり、やり方を変えてみたりすることで、グッと負担が減って夫婦喧嘩も減るかもしれません!

この家事や習慣はやめてもいいかも!?

家事や習慣は毎日当たり前にこなしているため、やめたりやり方を変えたりといった視点はなかなか持ちにくいですよね。そこで「やめても問題なかった!」「やり方を変えたらラクになった!」と感じられる家事や普段の習慣をご紹介します。以下を参考にしながら、家庭での家事を見直してみましょう。

洗濯物をたたまない

手間と時間のかかる洗濯物をたたむ作業は、いっそのことたたまないという選択肢を選んでみませんか。ハンガー収納を採用すれば、干して乾いた洗濯物をそのままクローゼットへしまえます。また、タオルや靴下、肌着などシワの心配がない洗濯物は、そのままカゴへ投げ入れる方法もいいですね。すべての洗濯物をたたまないのは難しいですが、たたむ量を少し減らすだけでも負担の軽減につながるはずです。

水切りかごや三角コーナーは使わない

便利な反面、汚れやカビの温床となりやすく、お手入れが面倒な水切りカゴや三角コーナー。また、意外と場所をとり、作業スペースが狭くなって効率が下がるというデメリットもあります。思い切って、使わずにすむ方法を考えてみましょう。水切りカゴの代わりに、ふきんやスポンジワイプと呼ばれる吸水性の高い台拭き、珪藻土などで作られた吸水マットを使う方法がおすすめです。三角コーナーの代わりには自立するゴミ袋や新聞紙で作った箱や袋などを使うのがいいですね。

バスタオルを使うのをやめる

乾きにくいだけでなく、たたむのに手間がかかり、収納の場所をとるバスタオルは、フェイスタオルで代用するのがおすすめです。なんとなく「お風呂上がりはバスタオルで拭く」と思い込んでいますが、実はフェイスタオルでも十分。頭からつま先までしっかり拭き上げることができます。バスタオルよりも乾きやすい上にかさばらず、扱いも簡単です。

あれこれ献立を考えない

料理作りで意外と大変なのが、毎日の献立決めです。家族の好みや冷蔵庫の中身、昨日のメニューなどを考慮しなければと、頭を悩ませている方は多いですよね。しかし、家庭はレストランではなく、凝った料理にする必要はありません。 ごはんに味噌汁、簡単な副菜と主菜といった具合にフォーマットを決め、いくつかの手持ちのメニューをぐるぐると回すとラク。また、ミールキットを活用すると、献立を考えずにすむだけでなく、必要な材料も一気に揃い、料理作りの手間も大きく減らせて便利です。

カトラリー類は同じアイテムで揃える

箸やスプーンなどのカトラリー類は、同じアイテムの同じ種類で揃えると、取り出す際に迷う手間がなくなります。カトラリー類だけでなく、ごはん茶碗や汁椀、コップなどの食器類も同じもので揃えておくと、いちいち誰のものか確認する必要がありません。また、しまう際に、大きさや色別に順序を考えずに重ねられ、片付けの手間もぐっと減らせます。

夫婦喧嘩の原因となる家事の負担を減らそう

夫婦喧嘩の原因となりやすい家事分担。上手にシェアすることももちろん大事ですが、家事そのものの作業量や手間を減らすことも大切です。ひとつひとつは小さな工夫でも、積み重なると夫婦の負担を大きく減らしてくれるはず。とはいえ、負担を完全にゼロにするのは難しいものです。忙しく、夫婦だけでは手に負えないと感じるときには、家事代行サービスを利用するのをおすすめします。家事の負担が減ると、気持ちや時間、体力にゆとりが生まれ、お互いを思いやる心も生まれてきます。家事の負担を減らして、夫婦喧嘩も減らしたいですね!

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。