家事代行の定期とスポット、上手な使い方は?

家事代行サービスには、大きく分けて「定期」と「スポット」という2つの利用方法があります。定期利用とは、同じスタッフの方が、同じ曜日・時間に来てくれることを指します。スポットとは、単発で希望の日時に依頼することを指します。

指名料を支払うことでスタッフさんを指名できる会社もありますが、指名料をとらない会社は、毎回違うスタッフさんになることも想定されます。

依頼方法の選び方としては、まず我が家をいつもどんな風にしておきたいかを決めておくことが重要です。そして、その状態をキープするには何日持つかを考えましょう。ストレスに感じる前がリミットになるので、その周期が依頼方法を決める目安となります。

定期利用なら

お家の広さや汚れ具合、予算にもよりますが、家事をお願いする場所は同じが第一条件になります。毎日家事代行を依頼されるお客様もいらっしゃいますが、おススメは、1週間に1度2~3時間。次いで2週間に1度3~4時間。1ヶ月に1度4~5時間という頼み方もあります。同じスタッフさんであれば慣れるまでは時間に余裕を持たせます。

スポット利用なら

定期利用もしつつ、来客時やイベント、年末の大掃除、旅行から帰宅前の不在宅の掃除、別荘利用前、利用後、ゲストハウス、衣替えの時期などいつもの場所以外のオーダーメイドに使うのをおススメします。

せっかく購入したお家

我が家は2009年に新築し現在にいたりますが、経年劣化が防げております。週に1度プロの掃除が入るだけで、汚れが固まらない、溜まらないのです。

自分ではなかなか気づきませんが、家も年を取るので、年月とともに家の中の色が時間と共に色褪せていくものです。新築だったお家に久しぶりに行くと、古くなったなあと感じることってありませんか?

人間の五感の中でも、視角・触覚・臭覚は嘘をつきません。見た目は綺麗だけど、触ってみるとザラザラするということは汚れが落とし切れていないということですし、臭いは、その元を断たないとダメです。

そこを見て見ぬふりをすると汚れが汚れを呼んできてしまいます。

特に水回りはやっかいな場所で、カルキが最大の敵です。また、お風呂に黒い壁を選ぶ方も多いですが、オシャレな感じはありますが手入れをしていないと白いカルキや石鹸カスで汚れが目立ちます。お風呂の汚れは入浴時には湯気でわかりにくいですが、乾いてみると大変なことになっています。

鏡も同様に映らない鏡と化し、最近多い横長の壁一面の鏡ともなれば見るも無残な姿になってしまいます。湯上り時に乾拭きもしくはスクイザーで水分をとれば良いのですが、この一手間が面倒でなかなかやらないものですよね。

やらない、やることができないのなら、家事代行に依頼するのがおすすめです。ストレスやほこりは絶対にためない。ためていいのは、お金だけです。

良い出会いが、ありますように。

マダムアクツ

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阿久津 さとみ

マダムアクツメイドサービス代表。東京都生まれ。嫁入り修行として、室町時代から継承されている武家礼法を学び師範を取得。その後、家事代行会社のスタッフ輩出教官を経て、家事代行会社を設立。お家事(うちごと)を通してお掃除・お片づけについてセミナーを主催し「帰りたくなるお家」を提唱。