ベアーズ、東京で初の外国人家事支援人材2名受け入れ

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株式会社ベアーズ(以下:ベアーズ)は6月14日付けで、国家戦略特別区域家事支援外国人受入事業に従事する外国人スタッフを東京都で初めて受け入れたことを公表した

今回受け入れた外国人スタッフはフィリピンでメイドとして勤務実績のある女性2名だ。フィリピン労働雇用省技能教育技術開発庁(TESDA)認定機関での所定の家事支援訓練を修了しており、日本語の会話も問題なく行うことができる。

女性2名の研修は、6月15日より約1ヶ月半行われる。日本の生活様式や文化を踏まえた家事代行サービス提供についての座学・モニター研修に加え、ホテル内のルームクリーニングやベッドメイク、ハウスクリーニング技術についての専門研修も行い、2017年8月ころにサービスを開始する予定だ。

国家戦略特別区域外国人受入事業は国が進める事業の一つである。経済産業省によると、市場は今後約6,000億円まで成長すると予測され、2020年のGDP600兆円を目指すうえで牽引する分野の1つとみられている。

今年創業18年目を迎えたベアーズは2016年8月に神奈川県・大阪府、2017年2月に東京都の3都府県にて、事業者認定を取得している。外国人スタッフに向けた環境構築として、住居手配や日本国内における緊急時の対応方法の指導とサポートなどを行うほか、日本語のスタッフ向け研修資料は全て英語版を作成し、全社の品質管理責任者が指導員として直接教育にあたるように支援体制・教育体制を整えた。今回の女性2名を皮切りに、今後3年間で300人の受け入れを予定しており、市場拡大を目指していく見通しだ。

【参照リリース】家事代行サービス分野 国家戦略特区ベアーズ 東京都にて第1号となる外国人家事支援人材受け入れ 6/14 フィリピンから2名来日

(Life Hugger編集部 平井 真理)

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