夫との家事シェアがうまくいかない。多くの妻がそんな悩みを抱えています。それなら、話題の「パラレル家事」を試してみませんか? 家事の負担が大きいという妻の不満も、家事を頼まれても何をしたらいいのか分からないという夫の戸惑いも解消できて、家事効率もアップする、メリットいっぱいの家事シェアの方法です。
パラレル家事とは?
パラレル家事とは、パラレル、つまり「並行」して家事を行うことです。妻が家事をしている間は、夫も家事をするということ。まずは「どちらかが食器を洗っている間に、どちらかが洗濯物を干す」など決めて行ってみましょう。家事を行うのは、1人よりも2人の方が効率アップしますよね。また、多くの妻が、家事をしている間、夫がスマホやテレビに夢中になっているとイライラすると感じています。自分は仕事や育児もして、さらに家事もしているのに、何もしていない夫を見ると、不平等に感じてしまうもの。家事の効率面だけでなく、妻の気持ちの面でもパラレル家事はおすすめです。
夫婦でパラレル家事をするときのコツ
家事シェアが上手な夫婦なら、無意識にパラレル家事を実践しているかもしれません。うまく家事シェアできていない、という場合にも、少しずつパラレル家事を取り入れてみませんか? パラレル家事を行う上でのコツをご紹介しましょう。
- 1.家事タスクをリストアップ
- 2.夫婦で同じゴールを目指す
- 3.「何をしてもらいたいか」よりも「どんな状態を目指すか」を考える
1. 家事タスクをリストアップ
夫は家事と言われても、何をしたらいいのか分からない場合が多いもの。まずは、家事タスクのリストアップから始めましょう。リストは、夫婦で作成することがおすすめ。夫にも家事への当事者意識を持ってもらうためです。
2. 夫婦で同じゴールを目指す
パラレル家事が目指すのは、それぞれがタスクを終わらせることではなく、協力してゴールへ到達すること。例えば「子どもを保育園に送る」ことをゴールとして、そのためにやるべきタスクを2人で潰していく、と考えると分かりやすいかもしれませんね。「自分のタスクが終わったから完了」ではなく、より早くゴールへ向かうためには何をすべきか考えられるようになるでしょう。
3.「何をしてもらいたいか」よりも「どんな状態を目指すか」を考える
家事シェアでは、つい「夫に何をしてもらいたいか」という家事分担ばかりに目が向いてしまいがち。しかし、本来目指すべきはいかに効率的に「どんな状態を目指すか」ということです。「◯時に出かける」「子どもを寝かしつける」など、目標を共有することで、同じゴールへ向かって協力できるようになります。
パラレル家事は夫婦の協力体制が重要
効率的なパラレル家事も、普段あまり家事をしない夫には、難しく感じるかもしれません。徐々に慣れていくことで、夫も何をするべきかが見えてくるようになるはずです。また、夫婦ともに忙しく余裕がない場合には、家事代行サービスやハイテク家事家電などを利用してもよいですね。パラレル家事では、夫婦が同じ立場で、同じゴールを目指すチームとなって動くことが大切です。
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みすみぞの いずみ
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