毎日使うバスタオル。洗濯する頻度は人によって異なり、毎日洗う人、数回使用してから洗う人などそれぞれですが、正しい頻度はどのくらいなのでしょうか。また、繰り返し使っているうちにゴワゴワ感が増してきたり、においが気になったりすることもありますよね。バスタオルは毎日使うからこそ心地よく、清潔に保ちたいものです。今回はバスタオルを上手に洗濯するコツについて解説します。
バスタオルは使ってすぐ洗濯しよう
バスタオルは毎回使った後に洗濯するのがもっともおすすめです。入浴後のきれいな体を拭いたからバスタオルもきれいなはず、とお思いかもしれませんね。しかし、入浴後の体を拭いたバスタオルにも雑菌は付着しており、その量は日を追うごとに増えていきます。衛生的でないことはもちろん、イヤなにおいの原因にも。可能であれば使用後すぐに洗濯するのがベストですが天候などで難しい場合には、天日や風通しのよいところで干すなど、しっかり乾燥させるとよいですね。
バスタオルを上手に洗濯するポイント
つづいて、バスタオルをふんわりと仕上げて長持ちさせる洗濯のポイントについてお伝えします。
1.たっぷりの水量で洗う
バスタオルはたっぷりの水の中で泳がせるように洗うのがおすすめです。いつもより少し多めの水量を設定しましょう。他の洗濯物と絡まりにくく生地やパイルを傷めないため、洗い上がりはふんわり。バスタオルだけで洗うのが理想ですが、難しいようなら洗濯ネットを使いましょう。
2.柔軟剤はできるだけ使わない
ふんわりと仕上がるイメージの柔軟剤ですが、じつはバスタオルの洗濯に使うのはあまりおすすめできません。柔軟剤の成分がバスタオルのパイルをコーティングしてしまうため、吸水性がダウンしてしまうためです。手触りの硬さが気になる場合だけ使う、量を減らすなどし、基本的には洗剤のみで洗濯しましょう。
3.においが気になったらつけ置き洗いを
バスタオルのにおいが気になりだしたら、粉末の酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いするのがおすすめです。こまめに洗濯していても、部屋干しが続くなどすることで、においが発生する場合もあります。そんなときは20~30gの酸素系漂白剤を溶かしたお湯2Lにバスタオルを1~6時間ほどつけ置きし、その後いつも通り洗濯すればOKです。
4.バサバサと振りさばいて干す
バスタオルをふわふわに仕上げ、吸水性をアップするには、バサバサと振りさばいて干しましょう。何度も振りさばくことで寝ていたパイルが起きてふんわりとした手触りが戻り、しっかりと吸水できるようになります。大きなバスタオルを振りさばくのは少し大変なため、コンパクトなタイプを使うとよいですね。
5.風通しのよい日陰に外干しする
バスタオルを長持ちさせるには直射日光の当たる場所よりも、風通しがよい日陰に干しましょう。紫外線には殺菌作用がありますが、長時間干すことで繊維を傷め、劣化を早める原因になることも。天日干しでカラっとさせたバスタオルがお好みなら、干す時間をできるだけ短くとどめ、乾いたら早めに取り込みます。
バスタオルを上手に洗濯して快適に
お風呂上がりの体を拭きあげるバスタオルを使うときには、清潔で心地よい肌触りを感じたいですよね。イヤなにおいの原因にもなる雑菌の繁殖を防ぐためには、できるだけ使用後早めに洗いたいところです。しかし、洗濯は洗う・干す・取り込む・たたむなど意外と面倒な家事。時間がなく忙しいときには、家事代行サービスを使うのもおすすめです。雑菌やにおいの心配のないバスタオルで、毎日のお風呂上がりを気持ちよく過ごしたいですね。
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みすみぞの いずみ
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