洗濯はもっと時間短縮できる!時短できれいに洗い上げるコツ

みなさん、洗濯にどのくらい時間をかけていますか?洗濯機の標準コースで洗うと、だいたい40〜45分程度かかりますよね。結局、スイッチを入れてから1時間ほどかかってしまう、洗濯は意外と時間のかかる家事なんです。とはいえ、洗濯機を回している間に他のことをしているから別に問題ない、とお思いかもしれません。しかし、洗濯は時間をかければよいというわけでもないんです。むしろ時間をかけない方が汚れ落ちがよく、衣類も長持ちし、節電・節水になるとしたら?

今回は、時短洗濯でもきれいに洗い上げるコツについて解説します。

標準コースの洗濯時間が当たり前?

当たり前のように、標準コース使っている方がほとんどではないでしょうか?一般的に、標準コースでの洗い時間は15〜20分。しかし、じつは5分ほどの洗い時間でも十分に汚れが落ちるというデータもあり、長く洗えばよいというわけではありません。むしろ、時間をかけて洗っていると、一度流れ出た汚れがまた衣類に付着してしまうことにも。また、すすぎや脱水も時間をかければかけるほど、衣類に負担がかかります。汚れの状態によっては、標準コースでしっかりと洗わなければならない場合もありますが、普段の汚れであれば、スピードコースなどを使って、時間を短縮してもきちんと汚れは落ちますよ。

洗濯時間を短縮して、きれいに洗い上げるコツ

ひどい汚れでなければ、洗い時間は5分程度で大丈夫。すすぎや脱水も短いコースを選べばトータル20分ほどで終わらせることができます。それでは、洗濯時間を短縮してもきれいに洗うコツをご紹介しましょう。特別なアイテムなどは必要なく、どれも気軽に今日から試せるコツばかりですよ。

洗濯物を詰め込み過ぎない

衣類は洗濯機の中でぐるぐる回るほど、洗浄効果がアップします。そのため、たくさん詰め込んでしまうと、衣類がうまく回転しにくく、汚れ落ちもよくありません。洗濯物は、多くても洗濯槽の7割を目安に入れることをおすすめします。

洗剤を入れすぎない

洗剤はたくさん入れれば汚れ落ちがよくなる、というわけではありません。多く入れてしまうと、きちんとすすぎきれず、洗剤が繊維に残り、衣類を傷めてしまう原因になってしまいます。表示を確認し、洗剤メーカーが推奨する適量を入れるようにしましょう。

汚れがひどいものは別に洗う

食べこぼしや泥汚れなどは、短い洗濯時間だときちんと汚れが落ちない可能性もあります。汚れがひどい場合は、直接洗剤を塗って予洗いするか、漂白剤を入れて別に洗う、つけ置き洗いなどするとよいでしょう。

すすぎ一回でOKの洗剤を選ぶ

最近ではすすぎ一回でOKの洗剤も多く販売されているので、上手に使えばさらに洗濯の時間短縮につながります。しかし、粉末タイプの酸素系漂白剤を使った際や、白い衣類を真っ白に洗い上げたい場合などは、通常通り二回のすすぎがおすすめです。

洗濯時間短縮には、家事代行サービスの利用もおすすめ

洗濯は洗濯機で洗うだけでなく、干す、取り込む、たたむ、しまう、と手間と時間のかかる家事。毎日忙しく洗濯物も溜まりがち、妊娠中で洗濯にかかる作業がつらい、などお困りでしたら、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。洗濯だけでなく、同時に他の家事も並行して作業してもらうことで、時間や心にゆとりができ、負担も減ります。

洗濯の時間短縮はメリットいっぱい

洗濯にかける時間を短縮することは、節電や節水になることはもちろん、汚れ落ちもよく、衣類にかかる負担も減るなど、メリットいっぱいです。もちろん、時間にもゆとりが生まれます。洗濯機の標準コースに頼らず、それぞれのライフスタイルや衣類の汚れ具合によって、オリジナルな洗濯コースを作ってみましょう。今日からさっそく、洗濯の時間短縮にチャレンジしてみませんか?

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。