捨てないで!使い古しのストッキングは優秀な掃除アイテム【かしこい活用術】

伝線したり、履き古したりしていらなくなったストッキング。ゴミ箱に捨ててしまう前に、もうひと働きさせてみませんか? 実は、ストッキングは普段手の届きにくい場所をピカピカにできる、便利なお掃除アイテムなんです。今回は履けなくなったストッキングを使った便利なお掃除方法について、詳しく解説しましょう。

ストッキングが掃除に活躍する理由

ストッキングはナイロンやポリウレタンといった化学繊維で作られているため、静電気を起こしやすい性質を持ちます。そのため、ホコリやチリが静電気に吸い寄せられやすく、簡単に絡め取ることが可能です。また、直接肌に触れるストッキングは柔らかく作られているので、材質を傷めにくいというメリットも。もともと捨てるつもりだったストッキングなら、惜しみなくあちこちの掃除に使え、最後はポイっと捨てられるのも嬉しいですよね。

ストッキングを使ったお掃除活用方法

ストッキングを掃除に使う際には、アイテムをプラスして使うとより使いやすくなります。それでは、さっそくストッキングを使った掃除方法についてお伝えしましょう。

1.割り箸に巻きつけて

ストッキングの膝から下部分をハサミで切り取り、割り箸に巻きつけて使うと、細かい場所のホコリ取りに活躍します。ホコリが溜まったサッシの隅やエアコンの吹き出し口などの掃除にぴったりです。

2.針金ハンガーにかぶせて

針金ハンガーにストッキングをかぶせて使うと、冷蔵庫や洗濯機の下、家具と壁の隙間などの狭い場所の掃除に使えます。ひし形や細長い形など、掃除したい場所に応じて変形させるとより使いやすくなっておすすめです。

3.フロアワイパーのシートとして

フロアワイパーのシートとして使うと、床を滑らせることで静電気が発生しやすくなり、ホコリをしっかり吸着して取り除けます。

4.束ねてはたきとして

ストッキングを30cmほどの長さに切ったものをいくつか束ね、割り箸の先に端を巻きつければ、即席はたきの出来上がり。掃除しにくい、本棚に並ぶ本の上に溜まったホコリをきれいにするのに活躍します。

5.そのまま手を入れて

ストッキングのつま先部分に直接手を入れれば、細かい部分の掃除が簡単。ストッキングの柔らかい素材は、水回りの水栓金具をピカピカに磨き上げられます。ブラインドのホコリ取りにもぴったりです。

使い古しのストッキングを掃除に活用しよう

使えなくなったストッキングは、じつは優秀な掃除アイテム。さまざまな方法で、家じゅうをきれいに掃除できます。使ったあとは惜しげなく捨てられるのも助かりますね。とはいえ、普段はなかなか部屋のすみずみまで掃除するのは難しいもの。定期的に家事代行サービスを利用するのもおすすめです。身近なアイテムを活用して、ストレスなくきれいな住まいをキープしたいですね。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。