カーペットは、ホコリやゴミが溜まりやすく、そのままにしておくとダニやカビの温床になってしまうことも少なくありません。とはいえ、サイズの大きなカーペットの場合は、こまめに洗濯するのも難しいですよね。そこで今回は、身近なアイテムを使ってカーペットをきれいに保つ方法について解説します。
カーペットの毎日の掃除方法
毎日しっかりカーペットに掃除機をかけているつもりでも、きちんときれいになっていない場合も。毎日の掃除をさらに効果的にする方法と、取れにくいホコリや髪の毛などのゴミを手軽に取り除く方法をご紹介しましょう。
カーペットの効果的な掃除機のかけ方
毛足の奥まで入りこんだゴミなどを掃除機でしっかり取り除くには、毛並み方向だけでなく、毛の流れに逆らうように掃除機を引きながらかけましょう。縦、横、斜めと全方向にゆっくりと時間をかけて、力を入れすぎずにかけることもポイントです。
カーペットの取れにくいホコリや髪の毛にはゴム手袋
掃除機で取り除けなかったホコリや髪の毛などは、厚手のゴム手袋が効果的です。ゴム手袋を手にはめ、円を描くようにカーペットをなでると面白いようにゴミを取り除けます。
カーペットの落ちにくい汚れやにおいをとる方法
カーペットには、いつの間にか汚れがついて毛足がからまっていたり、汗やペットのにおいが染み付いていたりすることも多いですよね。それらを簡単にきれいにする方法をご紹介します。
カーペットの汚れには中性洗剤か重曹水で
ぬるま湯に中性洗剤を溶かしたものか重曹水(1リットルの水に大さじ2〜3の重曹を溶かしたもの)に浸してかたく絞った雑巾で、汚れの部分をポンポンと叩きながら、こすらずに拭き取ります。またカーペット全体の掃除には、重曹水や水で溶かした中性洗剤を全体にスプレーして、優しく叩きながら拭き、しっかりと乾拭きすれば、すっきりきれいになります。
カーペットのにおいは重曹で
気になる嫌なにおいは、カーペットに重曹をそのまま振りかけ、一晩(時間がなければ1時間ほど)置いておきます。その後、掃除機でしっかりと重曹を吸い取るだけでOKです。
丸洗いが難しいカーペットはこまめな掃除を心がけて
カーペットは、汚れやゴミが溜まりやすいものの、頻繁に洗濯することは難しいので、こまめに掃除することが大切です。見た目にはきれいだから、と放っておくと、ダニやハウスダストによって健康被害が出てしまうことも。仕事や家事、育児に忙しいなら、定期的にリビング掃除を家事代行サービスに依頼するのもおすすめです。すっきりきれいになったカーペットで、心置きなくくつろぎたいですね!

みすみぞの いずみ

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