最近、話題の「名もなき家事」をご存じですか?料理や洗濯、掃除といった名前のある家事とは違い、呼び名がはっきりとしていない家事のことを指します。ゴミ袋を取り替える、調味料を補充するといった「名もなき家事」のそれぞれは小さな作業ですが、積み重なると大きな負担になってしまうもの。多くの場合は妻が負担していて、不満に感じていることが多いようです。ここでは「名もなき家事」の悩みを解決する方法について解説しています。
「名もなき家事」は可視化から
まずは、すべての家事をリストアップして、家事リストとして可視化してみましょう。家事についての情報を知ってもらい、ルールを共有します。夫や家族が「名もなき家事」をしない理由は、「何をしたらよいのか分からない、気づいていない」という場合も。すべての家事を可視化することで、何をすべきか気付ける環境をつくります。
コミュニケーションを通して家事シェアを
すべての家事を可視化できたら、次に分担を決める家事シェアを行います。家事リストに、色分けなどして、分かりやすく書き込むとよいでしょう。注意したいのが、家事シェアについて話し合う際、夫に不満をぶつける場にしないということ。冷静な話し合いができなくなってしまいます。目的は家事を家族で分担し、妻の負担を減らすことです。じっくりと話し合うことで、それぞれの家族の形にあった家事シェアが行えるでしょう。
子どもでも自分のことは自分でできるようにする仕組みづくりを
育児中は「名もなき家事」も増えてしまいます。負担を減らすには、小さい子どもでも自分のことは自分でできる仕組みをつくることが有効です。上着はカゴを用意して放り込むだけにする、おもちゃは細かくジャンル分けしすぎず大まかに片付けるなど、ハードルを下げてあげましょう。
「名もなき家事」は家族で取り組もう
妻はいつまでも家事が終わらないと感じているのに、夫や家族はなぜ終わらないのか分からない、その理由は「名もなき家事」の存在でした。「名もなき家事」を夫と共有し上手に家事シェアすることは、妻の負担が減るだけでなく家事そのものの効率も上がります。家事は、家族みんなで意識すること必要です。誰かひとりだけで負担するのではなく、家族のチームプレーで取り組みましょう!
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みすみぞの いずみ
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