家事はノート1冊でもっと効率的に!暮らしにゆとりを生み出すノート術

家事や育児、仕事に毎日忙しく、自分の時間なんてないとお悩みではありませんか? じつは、ノートを使って家事を管理することで、毎日の家事をスムーズにまわすことができるようになるんです。今回は「家事ノート」で、家事を上手に管理する方法をご紹介します。

家事ノートとは?

家事ノートは、「自分だけの家事マニュアル」です。家計や献立など暮らしのことをノートに記録していくことで、家事の見える化を図ります。そもそもは、アメリカの片付けサイト「フライレディ」で「コントロールジャーナル」が紹介され、日本の主婦にも「家事ノート」や「家事手帳」として広まりました。また、整理収納アドバイザー三條凛花さんの著書「時間が貯まる 魔法の家事ノート」の中でも、家事をノートで管理することの多くのメリットが紹介されています。

家事ノートのメリット

しかし、ノートを書くだけで家事が管理できるの? むしろノートを書く手間が増えてしまうのでは? とお思いの方も多いかもしれません。家事ノートのメリットを2つご紹介しましょう。

家事の効率アップ

家事ノートを作成することで、やるべき家事のモレを防げ、優先的にやるべきことなどがひと目で分かります。また、暮らしの記録としての役目も果たすため、家事について悩んだときにもヒントを得られることも。うまく回らない家事も、書くことで頭の中が整理されて客観的になり、解決策を見出せるようになります。

達成感が得られる

家事は、終わりが見えにくく、それゆえ達成感を得にくいものです。しかし、家事ノートに、終わらせた家事をチェックしていくことで、「今日もこんなに頑張れた!」と感じることができます。

家事ノートの作り方

家事のやり方が人それぞれであるように、家事ノートの作り方もそれぞれ。しかし、基本的には、スケジュールと備忘録の項目を作っておくとよいでしょう。用意するノートはなんでも構いません。バインダータイプだと、後からページを追加することができて便利。手書きでカレンダーを書き込んでも構いませんが、カレンダーのテンプレートをダウンロードして印刷して貼ると簡単です。もちろん市販の手帳を使うのもおすすめです。

スケジュール

まずは、やるべき家事をリストアップし、頻度ごとに分けましょう。そして、日々のルーティン、週ごとや月ごとにやっておきたい家事、季節ごとの家事をカレンダーに書き込んでいきます。終わらせたらチェックするのも忘れずに。うまく家事が回らないと感じたら、どこか無駄はないか、もっと簡略化できないかなど検討してみましょう。家事にじっくり向き合うことで、より効率的な家事システムを作り出せるはずです。

備忘録

定番の献立や買い物をリスト化しておくと、迷ったときに便利です。かかりつけの病院や電気、水道、ガス会社の電話番号など、緊急時に役立つ情報を書いておくと、いざというとき慌てずにすみます。他にも、テレビや雑誌で見た家事のコツなどをまとめて一元化しておくことで、記憶の片隅へ追いやってしまうことにもなりません。あれ何だったっけ? と思ったときに、パッと開けば答えがあるのが家事ノートの役割でもあります。

家事ノートで日々をもっと豊かに

家事とひとことに言っても、その内容は掃除や洗濯、食事の準備、家計のこと、子どものことなど多岐に渡ります。家事の実際のところはは、マルチタスクでハードスケジュール。しっかりと管理しなければ、時間はどんどん過ぎていき、やりたいことはいつまで経っても後回しです。しかし、家事ノートがあれば、もっと家事は効率化できて自分の時間も確保できるはず。うまく回らない家事は、家事代行サービスに外注化してしまうのもおすすめです。家事ノートを上手に使って、無理なく毎日を効率よく過ごしましょう。

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Life Hugger 編集部

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