毎日使うからこそきれいを維持したい。手間も時間もかからない家電の掃除方法

もはや、ない生活は考えられないほど、私たちの生活に浸透しているさまざまな家電。毎日活躍してくれる分、汚れも蓄積しています。しかし、意外と見落としていることも多く、気づくと汚れが落ちにくくなってしまっている、なんてことも少なくありません。そうなる前にちょっとの手間でできる家電の掃除方法を解説します。

家電を掃除する際に注意したいこと

家電を掃除する際は、必ずコンセントを抜いてからおこないましょう。また、電化製品は水気が命取りになることもあり、洗剤などを直接スプレーすることはNGです。とくにキッチン家電は、使用直後は熱くなっている場合も多いため、温度が下がってから掃除しましょう。

リビング家電

まずは、リビング家電の掃除方法から解説しましょう。リビングにある家電は、テレビなどのAV機器、リモコン、照明、扇風機やファンヒーターといった季節家電など。いずれも手垢やホコリが汚れのメインです。次のような手順で掃除をおこないましょう。

  1. 乾いた布でホコリをはらう
  2. 掃除用アルコールスプレーを吹き付けた柔らかい布で拭く

湿った布でホコリを直接拭いてしまうと、汚れを延ばしてしまい、余計に落としにくくなってしまうので注意を。細かい部分の汚れは綿棒を使うときれいに落ちます。また、裏側にホコリがたくさん溜まっていることも多く、故障の原因になる場合もあるので、こまめに掃除するようにしましょう。

キッチン家電

次にキッチン家電の掃除方法について解説します。キッチン家電は掃除を怠ると、油汚れとホコリがミックスされたりカビが生えたりと、やっかいな汚れに発展してしまうため、こまめな掃除がおすすめです。各家電ごとにサッとできる掃除方法を紹介します。

電子レンジ

使用後、ほんのり熱さが残るくらいの状態で、布巾で軽く拭くだけでも汚れを落とせます。また、重曹水をコップに入れ、電子レンジで3〜5分ほど加熱、さらに20分ほど放置してから庫内を拭くと、こびりついた油汚れもきれいに落とせます。外側は、布巾に掃除用アルコールスプレーを吹き付けてから拭きましょう。ベタつきが気になる場合には、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水なども効果的です。

炊飯器

意外と汚れている炊飯器。外側の汚れやベタつきには、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレーすればOK。重曹水の場合は白く残る場合があるため、水での二度拭きか掃除用アルコールスプレーでの仕上げ拭きをおすすめします。内側の掃除には洗剤を使わず、お湯で濡らしてかたくしぼった布巾で拭きましょう。

冷蔵庫

庫内の掃除は、まず目立つ汚れを湿らせた布巾で拭きます。そして、掃除用アルコールスプレーを吹き付けた布巾で、もう一度丁寧に拭きましょう。外側は手垢で汚れているので、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレーした布巾で拭きます。冷蔵庫は常に食材をしまっているので、とくにこまめな掃除が重要です。

家電の掃除もお忘れなく

つい見落としがちな家電の汚れ。こびりついて落ちにくくなる前に、こまめに掃除することが大切です。いつもの掃除道具を使って、普段の掃除のついでにサッと拭いてしまいましょう。とはいえ、忙しく家電の掃除まで手が回らないような場合には、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。掃除の得意なスタッフが、すみずみまできれいにしてくれます。生活に欠かせない家電、きれいを維持して、気持ちよく暮らしたいですね。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。