洗濯物を外から取り入れたときのお日様のにおいやあたたかさ。外干しは洗濯物をただ乾かすだけでなく、気持ちもよいものですよね。しかし、外干しには意外とデメリットも多く、場合によっては部屋干しの方がよいこともあるんです。今回は外干しと部屋干しのメリットを組み合わせて、上手に洗濯物を乾かすためのポイントを解説します。
洗濯物の外干しにはデメリットも少なくない?
洗濯物の外干しには、乾きのよさや生乾きのにおいを抑える、紫外線による殺菌作用などのメリットが挙げられる一方、次のようなデメリットもあります。
- 雨に濡れたり風に飛ばされたり、天候に左右
- 紫外線による衣類の日焼けや色あせ
- 花粉や黄砂、PM2.5、ホコリ、排気ガスの影響
- 盗難の可能性
このように、意外とデメリットも少なくないですよね。とはいえ、気持ちよく晴れた日には、外で洗濯物をパリッと乾かしたいもの。そこでおすすめなのが、外干しと部屋干しを上手に組み合わせて干す方法です。
洗濯物は外干しと部屋干しを組み合わせて効率よく干す
外干しと部屋干しはどちらが正解ということはなく、ライフスタイルや住環境、天候によっても変化します。より効率的に洗濯物を乾かすために知っておきたい上手な干し方や、デメリットを減らす干し方をご紹介しましょう。
洗濯物の外干しは9時から14時がベストタイム
洗濯物を外干しするのに適した時間帯は、太陽の日がよく当たる9時から14時ごろがベストです。陽射しの強い夏なら、朝干して昼過ぎにはもう乾いていることも多いですよね。しかし、花粉症のシーズンには花粉がもっとも飛散しやすい時間帯でもあるため、時期にあわせて部屋干しに切り替えましょう。
外干しの条件は気温、湿度、風をみて
日の短い冬や曇りの日などは、日中の外干しでも乾かない場合も。外干しが効果的なのは、外の気温が部屋の中よりも高く、湿度が低い場合。軽く風があるとさらによいでしょう。
部屋干しの前にちょっとの外干しも効果的
天気がよくて外干ししたいけれど、出かける必要があり、泣く泣く部屋干しに……という経験、結構多いですよね。そんな場合には、出かける直前までの30分だけでも外干ししましょう。少しの時間でも外に干しておくことで、その後の乾きに大きく影響します。
上手な部屋干しのコツをマスターしよう
外干しに比べて乾きにくく、においや菌の増殖が気になる部屋干しですが、上手に干せば外干しに勝るとも劣りません。効率よく乾かす部屋干しのコツを2点ご紹介しましょう。
風
洗濯物の乾きに影響するのは、温度や湿度だけでなく、風も重要な要素です。部屋干しの際にも、エアコンやサーキュレーターなどを使い、風の流れを作りだすことでより早く乾かすことができます。扇風機を使うと、電気代も抑えられ、風の流れで湿気を飛ばすこともできるのでおすすめです。
干し方
洗濯物同士ができるだけくっつかないように、隙間をあけて干しましょう。衣類が空気に触れる面を少しでも大きくすることを心がけると上手に干せます。またカーテンレールに吊り下げて干すのはNG。部屋の中央にある鴨居など、風通しのよい場所を選びましょう。物干しスタンドや便利なハンガーなど、部屋干しを快適にするアイテムを揃えるのもおすすめです。
洗濯物は外干しだけでなく部屋干しも上手に活用して
外干しと部屋干しを組み合わせて、より効率的に洗濯物を乾かせるようになれば、洗濯はもっと快適になり、時短も実現できます。それぞれのメリットを活かし、デメリットを補う干し方を心がけることが大切です。洗濯だけでなく他の家事にも手が回らない、余裕がないときには、家事代行サービスを利用するのもおすすめ。洗濯物は気持ちよく乾かして、毎日快適に過ごしたいですね。
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みすみぞの いずみ
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