梅雨時期はもちろん、ライフスタイルの多様化にも対応し、花粉・PM2.5対策にも活躍する浴室乾燥機。昼夜や天候を問わず、洗濯物を乾かせて便利ですよね。しかし、気になるのが電気代やガス代といった光熱費。なんとなく使っていたら、思わぬ金額になっていたという経験もあるのではないでしょうか? 今回は光熱費の節約はもちろん時短にもつながる、浴室乾燥機のかしこい使い方を解説します。
浴室乾燥機で洗濯物を効率よく乾かすコツ
最近では賃貸マンションやアパートに、浴室乾燥機が設置されていることも少なくありません。せっかくの便利な機能は上手に使いこなしたいですよね。それではさっそく、浴室乾燥機で洗濯物を効率よく乾かすコツをご紹介しましょう。
1.あらかじめ浴室全体の換気をしておく
入浴後など湿気が多い状態のまま浴室乾燥機を使うと、肝心の洗濯物の乾きが遅くなってしまいます。そのため、まずは浴室全体の湿気を取り除いてから使用するのがポイント。壁の水分はスクイージーや使い終えたバスタオルで拭き取り、浴槽のお湯は抜いておくか、きちんとフタをして湿気が浴室にこもらないようにしておきましょう。
2.換気と乾燥の機能をそれぞれ使い分ける
洗濯物を干した後、すぐに浴室乾燥機のスイッチを入れると、衣類から上がる水蒸気と流れ込む温風とで浴室は蒸し風呂のような状態になってしまいます。乾燥機能では浴室内が換気されにくいため、水分を多く含んだ状態の洗濯物は乾くのに時間がかかってしまうのです。そこで、まずは換気機能を使って湿度を下げましょう。その後に乾燥機能を使うことで、洗濯物を効率よく乾かせます。
3.干しすぎはNG
便利な浴室乾燥機ですが、洗濯物の干しすぎはNG。洗濯物同士の間隔が狭い干し方では乾くのに時間がかかってしまいます。だいたい10〜15cmの間隔を空けて干せば、隙間を空気が抜けるため、乾きやすいでしょう。洗濯物の量が多い場合は、無理して浴室にすべて干すより、部屋干しも併用する方が効率よく乾かせますよ。
4.厚手の衣類は干し方にひと工夫
浴室乾燥機を使ってもなかなか乾きにくい厚手の衣類。いつまでも水分を含んだ状態のままだと、他の洗濯物にも湿気の影響を与えるため、優先的に乾かしましょう。ポイントは、風の吹き出し口のすぐ下に干すこと。逆に乾きやすい薄手のタオルなどは吹き出し口から距離をおき、洗濯物全体が均一に乾くように干すのがコツです。
5.サーキュレーターや除湿機を併用
浴室乾燥機だけでなく、サーキュレーターや除湿機を合わせて使うとより早く乾かせます。除湿機はパワフルな力で洗濯物を乾かしますが、電気代が若干高くなるのがデメリットなので要注意。サーキューレーターは電気代は比較的低く、浴室内の空気を循環させて効率よく洗濯物を乾かします。上手に使い分けて活用したいですね。
6.浴室乾燥機のお手入れを忘れない
浴室乾燥機のフィルターやファンにはホコリなどの汚れが溜まりやすく、放っておくと機能低下につながります。乾かすのに時間がかかり、必要以上に電気代が上がってしまうこともあるため、こまめにお手入れすることも忘れないようにしましょう。
浴室乾燥機をかしこく使って洗濯物を効率よく乾かそう
浴室乾燥機は、使い方ひとつで時間短縮や電気代の節約にもつながります。コツをおさえて、上手にかしこく使いたいですよね。また、雨が続いて洗濯物が溜まっているけど忙しいなどのときには、家事代行サービスを使って洗濯から乾燥まで依頼するのもおすすめです。洗濯物はかしこく乾かして、毎日カラッと気持ちよく過ごしたいですね。
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みすみぞの いずみ
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