最新ドラム式洗濯機はタオル専用コースを搭載!タオルソムリエが語る、タオルの正しい洗濯と乾燥方法とは

ななめドラム洗濯乾燥機「NA-VG2400」「NA-VX900A」

日常生活に必要不可欠なタオル。お風呂上がりやスポーツの後などには、いつでもふわふわの気持ちいいタオルを使いたいですよね。しかし、洗濯を繰り返したタオルはゴワゴワでやせていくことも少なくありません。そこで今回はパナソニックの新製品セミナーを取材し、「タオルソムリエ」でもあるIKEUCHI ORGANIC株式会社の代表取締役である阿部哲也さんが語ったおすすめのタオルの洗濯方法を聞いてきました。タオルのふわふわをキープできる最新洗濯機についてもご紹介します。

知っておきたいタオルの基礎知識

そもそもタオルとは主に綿で織られた織物のうち、ループ状の糸がたくさん織り込まれた「パイル」を持つ布地によって保温性や保湿性、吸水性を高めた布です。このパイルがしっかり立っていると、ふわふわで気持ちのよい感触や十分な吸水性を持ったタオルになります。

タオルソムリエおすすめのタオルの洗い方とは

タオルソムリエ阿部さんがおすすめする、タオルをふわふわのまま長持ちさせられる洗濯方法をご紹介します。

タオルのみを泳がせるように洗う

まずは洗濯機にタオルを入れる際、他の衣類は入れずにタオルだけを入れるようにしましょう。タオルの表面が他の衣類と接触することで、パイルが立ちにくくなってしまうからです。

柔軟剤は使わない

そして柔軟剤は入れずに洗剤のみで洗濯するようにします。柔軟剤を使った洗濯を繰り返していくと、タオル表面に溜まっていくのが堆積物。この堆積物によってタオル本来のもつ吸水性が損なわれてしまう可能性があるので、洗濯の際に柔軟剤を入れるのは控えましょう。

乾かしすぎに注意する

脱水が終わってからは、すぐに乾燥させるのではなく一度洗濯機から取り出してパタパタとタオルを叩くようにほぐします。こうすることでパイルが立っていきます。また、乾かしすぎるとタオルはパリパリになってしまうので過乾燥にも注意が必要。天日干しや乾燥機などいずれの乾燥方法においても、乾かす時間には気を付けましょう。

タオルの洗濯に特化した最新ドラム洗濯乾燥機

今冬パナソニックでは、阿部さんが監修したというななめドラム洗濯乾燥機「NA-VG2400」「NA-VX900A」を発売しました。このドラム洗濯乾燥機には、タオルソムリエのワザを実現した「タオル専用コース」が搭載されています。その驚くべき機能をご紹介します。

タオルだけをやさしく洗うために水量をアップ

洗濯の際には、自動的に水量を2キロまで増やしてくれます。大量の水でタオルのみをやさしく洗うことで、パイルをつぶすことなく洗濯できます。

乾燥の前に自動でパイル起こし

洗濯の後はパイル起こし機能によって、洗濯機からいちいち取り出さずに乾燥の前にしっかりパイルを立たせていきます。このパイルが立っている状態で乾燥することによってパイルに水分を残し、ゴワゴワタオルになることを防いでくれます。

水分を少し多く含んだ状態で乾燥

最後は乾かしすぎてパリパリタオルにならないよう、あえて水分を多く含んだ状態で乾燥がスタート。タオルに風をしっかり当ててパイルを膨らませ、適切な水分量でふんわりした風合いを保ってくれます。

柔軟剤の自動投入をオフに

さらにタオルコースを選べば、柔軟剤の自動投入もオフになります。「自動投入機能によって柔軟剤が入ってしまった!」というミスが起こらないようになっています。

ドラム式洗濯機の乾燥機能はタオルでわかる!

ドラム式洗濯機を使っていると、乾燥機能の物足りなさを感じることが少なくありません。特にタオルは、衣類以上に乾燥具合が重要です。しかし正しい洗濯と乾燥を続ければ、タオルはやせていくことなく吸水性の高いふわふわな状態をキープすることができます。ドラム式洗濯機を比較検討している人は、タオルの洗濯のしやすさや乾燥の仕上がりにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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Life Hugger 編集部

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