ふと鏡を見ると、気になる汚れがついていることありますよね。うろこ状になった水垢などは、拭くだけでは落ちにくく諦めている方も多いのではないでしょうか?しかし、鏡の汚れは、掃除グッズを上手に使うことできれいにできるんです。鏡をピカピカにする方法を、アイテムごとにご紹介しましょう。
アイテム別!鏡の掃除方法
お風呂や洗面所の鏡についている汚れは、ほとんどが水垢や石鹸カスです。また、手垢などの皮脂汚れがついていることも。すっきりきれいにするためには、それぞれの汚れに合わせたアイテム選びが重要です。
1.クエン酸
お風呂の鏡の主な汚れは、アルカリ性の性質を持つ水垢。そのため、酸性のクエン酸で中和して落とすのがおすすめです。
- クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)を作り、鏡にまんべんなくスプレーする
- 上からキッチンペーパーを貼り付け、さらにその上からラップをする
- そのまま30分〜1時間ほど置く
- 貼り付けていたキッチンペーパーで拭き取る
- 乾いた布でしっかり乾拭きする
キッチンペーパーではなく、ラップを丸めたもので拭くと研磨作用もあり、水垢に効果的です。また、頑固な水垢は、一晩置いておくとよいでしょう。
2.新聞紙
新聞紙を使って窓ガラスを掃除したら、キレイになった経験はありませんか?それは新聞紙に含まれるインクが、手垢などの皮脂汚れを分解してくれるためです。また、ツヤを出してピカピカにする効果もあるので、曇ったお風呂の鏡や、手垢のついた洗面所の鏡を掃除する場合にもおすすめ。新聞紙を丸めて、軽く水に濡らしぎゅっとしぼり、小さく円を描くように鏡を拭きます。ひと通り拭いた後、別な新聞紙を丸めて、今度は濡らさずに乾拭きすればOKです。
3.水垢専用の洗剤
頑固な水垢や石鹸カスは、専用の市販の洗剤がおすすめです。水垢専用の酸性洗剤を使うと、手軽にきれいにすることができます。研磨剤入りの洗剤なら、より強力に落とすことができますが、傷がついてしまうこともあるので、注意して使いましょう。
4.ダイヤモンドパッド
ダイヤモンドパッドとは、人工ダイヤモンドを使った研磨材のことです。手軽に使える上に、傷つけにくく強力に汚れを落とせるため、業務用としても使われています。使い方は、水に濡らして鏡を磨くだけ。クエン酸スプレーと併用すると、より汚れが落ちやすくなります。
お風呂の鏡には、普段から汚れを付着させない工夫が大事
日頃から汚れがついたらサッと拭く、水滴はしっかり拭き取るなどしておくと、掃除の頻度も少なくなります。また、水回りの掃除が苦手なら、定期的に家事代行サービスを利用するのもよいですね。鏡は、汚れが目立ち始める前に掃除することを心がけると、きれいな状態を保てますよ。

みすみぞの いずみ

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